夏競馬も終わり一段落したので、2歳馬の近況をまるっと整理していきたいと思います。
この世代は11頭に出資していますが2頭が早くも勝ち上がり、半数以上の6頭がデビュー済みで残りの5頭中4頭が本州には移動済みと順調なスタートを切っていると思います。
今回はデビュー済みのリアンベーレ、ハリウッドメモリー、ロードジェネシス、ロードヴェルト、ロードラビリンス、ロードヴァルカンの6頭について記載していきます。
リアンベーレ
- 戦績:2着、5着
- 近況:8月に札幌で2戦するも勝てず、次走は秋の東京開催での出走を予定
デビュー前の追い切りで一躍有名になり、2戦はいずれも単勝1倍台の断然人気に支持されましたが、気性面に課題があり勝てずじまいでした。
加速が非常に遅く直線の短い札幌コースは適性的にも微妙だったので、直線の長い東京コースで能力発揮してくれることを信じて秋開催を待ちたいと思います。
ハリウッドメモリー
- 戦績:2着
- 近況:8月のデビューは2着。このまま中京での続戦を予定
こちらもダノンスマッシュの全妹ということで注目が集まる中でのデビューとなりましたが惜しくも2着でした。
当初はリフレッシュしての秋開催を目指す予定とのことでしたが、中京で続戦することになりました。
早期始動からの活躍を期待している馬で、次走は鞍上も川田騎手予定なのでしっかり勝ち切って重賞路線に乗ってくれることを期待します。
ロードジェネシス
- 戦績:3着、7着
- 近況:連闘で2戦するも勝ち切れず。ベストの距離と馬体重が迷子
気性面での課題が懸念される中でのデビューとなりましたが、現時点では問題は無さそうな様子。
デビュー戦3着の後、相手関係を見て連闘で出走しましたが実らずの結果でした。
初戦が太目残りにも関わらず2戦目で二桁増になったり、初戦と2戦目で騎手の距離に関するコメントが正反対など、迷走する気配が出ていますが、秋開催での巻き返しに期待します。
ロードヴェルト
- 戦績:3着、3着、1着、8着
- 近況:4戦連続で1200m戦に出走し、減量騎手の恩恵を受けて見事に勝ち上がり。
小柄な馬体ながら6月末の早期デビューから夏競馬だけで4戦するというタフネスぶりを見せる馬主孝行の働きを見せています。
デビュー2戦はワンパンチ足りない競馬でしたが、高杉騎手を迎えた3戦目で見事に勝ち上がりを決めてくれました。
連闘でのOP戦は見せ場なく8着と残念な成績に終わりましたが、まずは馬体を回復してから距離延長で見てみたいです。
ロードラビリンス
- 戦績:7着、1着
- 近況:デビュー戦は芝でスピード負けしたものの、2戦目のダート替わりで見事に勝ち上がり。
本馬も6月の早期デビューで初戦こそ芝のレースでキレ負けして振るわない結果でしたが、2戦目のダート替わりで一変し早くも勝ち上がりを決めてくれました。
ダート路線は2歳時のレースが少ないので、この後のレース選択が難しそうですがコツコツ稼いでくれることを期待したいです。
ロードヴァルカン
- 戦績:12着、5着
- 近況:芝で2戦するも振るわない結果。馬体の成長とダート替わりでの好走に期待。
育成牧場時はスローな立ち上がりに見えましたが、本州へ移動してからはトントン拍子にデビューまで進み、夏競馬で2戦をこなしてくれました。
2戦とも芝のレースでしたが、キレが無さそうな感じだったので兄弟同様ダートの方に適性がありそうです。
現時点では450キロ前後とパワー不足に映るので成長に期待したいと思います。