来月から募集開始されるインゼルですがラインナップの公開に続き、測尺や募集価格も発表されて徐々に準備が整い始め、検討を進めている方も多いのではないかと思います。
そこで本記事では各馬の検討に先駆けて募集馬全体の概要を整理してみました。
全体の価格に加えて価格別や育成牧場別に昨年度と比較しながら整理したので読んで頂ければと思います。
インゼル2024年度の募集馬概要
まずは募集馬全体の概要について紹介します。募集馬全体の概要は以下になります。
4世代目ということで募集頭数が増えることを期待していましたが、募集取り止めもあり昨年から2頭減っての18頭となりました。
最高価格はキタサンブラックの半弟にあたるシュガーハートの23が1億2000万で昨年と変わらずですが、最安価格はフラミンゴフライトの23が1200万と過去最安の価格での募集になりました。
また、募集金額の中央値は3100万となっており、昨年度よりは下がっているので全体の価格は抑え目になっている印象を受けます。
価格別の内訳
次に価格別の分布について整理した結果が下記になります。
募集価格帯については昨年から大きな変化は無いですが、4000万台の頭数が減っており、中価格帯と高価格帯の区別がはっきりした印象ですね。
クラブの現状として高価格帯の成績がイマイチなので、高価格帯の馬については陰ながら応援はしつつ出資は2000~3000万台の中価格帯から出資は検討したいと思います。
育成牧場別の内訳
最後は育成牧場別の分布になります。
大きく3分類した結果ではノーザン系が最も平均価格が高くなりました。昨年はノーザン・社台の平均金額は拮抗していましたが、今年は大きく差の出る結果となりました。
ただ、社台系は3.4歳世代の成績が良く80%が勝ち上がっているので、今年も注目しておきたいと思います。
その他については大きく価格が上がっているように見えますが、シュガーハートの影響が大きいので全体的にはリーズナブルな価格帯となっています。
まとめ
2024年のインゼルの募集馬ですが、まとめは下記になります。
- 頭数は昨年より少なくなり、募集価格は目玉になる馬を除いては中価格帯にシフト
- ノーザン系は変わらず高価格も社台・その他についてはリーズナブルなラインナップ
これから動画の公開やカタログの到着など情報が出揃うと思うので引き続き出資馬検討を楽しみたいと思います。