先日募集馬の一覧が発表されたロードホースクラブ。
例年募集開始は11月なので、これからの1ヶ月あまり小出しにされる募集馬情報を待ちわびる日々となりそうです。
そんなロードホースクラブについて募集開始前に過去2世代の成績を振り返りますので、今後の募集馬検討に向けてロードの状況について知って頂ければと思います。
2020年産/2021年産のロードの成績
まずはロード全体における現在の3歳馬と4歳馬の成績を記載します。
成績を見ると2年連続で勝ち上がりは50%前後をキープしており、まずまずの好成績となっています。
また、入会時には2勝目が遠いクラブの印象でしたが、最近は2勝馬率も高くなっており、勝ち上がり後も楽しめる馬が多くなっている印象です。
同じ条件で他クラブと成績を比べてみましたが、この2年の成績はかなり優秀です!
ノーザン系の2クラブと比べても募集金額が低い中で勝ち上がり率は遜色なく、複数勝利率に関しては上回る成績を残しています。
後は重賞勝ちやG1出走など大物だけが不足しているので、OP馬のロードデルレイ、ロードアヴニール、アルジーヌ、クランフォードの3,4歳世代のOP馬の飛躍に期待したい所です。
ロードの価格帯別の成績
次は成績をもう少し深堀して価格別の成績分布を確認していきたいと思います。前段と同じく過去2年分の成績を価格帯別に整理した結果が下記になります。
価格別の成績を見ると2000万台は比較的安めの募集価格ながら過半数が勝ち上がっている点が優秀で、4000万台は勝ち上がるだけでなく複数勝利の馬も多く価格に見合った活躍をしています。
一方でボリューム層の3000万台の成績が振るわない点は気になりますね。傾向までは不明ですが、偶然にしては差があり過ぎるのでこの価格帯への出資はちょっと躊躇してしまいそうです。。。
ロードカナロア産駒の成績
最後にクラブの看板種牡馬であるロードカナロア産駒の成績を調査した結果が下記になります。
意外なことにロードカナロア産駒とその他の種牡馬で勝ち上がり率はほとんど変わりませんでした。
複数勝利率では上回っているものの価格差を考えると、カナロア産駒の成績が特筆して良いとは言えない感じです。
ロードカナロア産駒のクラブ馬から大物が排出されることが待ち遠しい状況ですね。
おわりに
本記事では募集に先駆け過去2世代のロードホースクラブの成績を整理してみました。以下まとめです。
- 勝ち上がり率も複数勝利率も高い値となっており、足りないのは大物の出現
- 低価格帯の成績は概ね比例しているものの、3000万台が不振
- ロードカナロア産駒はその他の産駒と比べて勝ち上がり率は変わらない
上記の結果と現在の2歳馬の成績を考えると4000万台でエース候補を探しつつ、育成が順調な2000万台のコスパの良い馬で頭数を確保したいと考えています。
次は募集馬の情報が揃った段階で記事を書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。