中央で勝てず地方からの出戻りを目指していたハーディネスが本日のレースで惨敗し再募集取り止めとなりました。育成場では絶賛されていたハーディネスのこれまでの馬生を振り返りたいと思います。
募集~デビューまで
素質を絶賛されていた北海道での育成
ハーディネスは北海道での育成時代には絶賛されていました。「上のクラスで活躍できる器」「重賞に手が届く特級」など賞賛のコメントが更新の度に並び、ワクワクしていたことを思い出します。(セールストークを鵜吞みにしてはいけないと学ぶことになろうとは泣)。
懸念されていたのは気性面でしたが、懸念をよそに比較的落ち着いた形で北海道の移動までは進んだように感じていました。
ケガとの闘いにより遠いデビュー
順調な育成に暗雲が立ち込めたのは入厩してからです。秋に蹄を痛めて頓挫してからは回復&成長に時間を要し年末ごろに再入厩のめどが立ったかと思えば再度ケガを発症し結局再入厩したのは2月でした。
成長が期待出来る2歳秋をケガで棒に振ったことが痛かったです。。。
中央競馬での競争生活
再入厩後は頓挫もなくゲート試験も合格し、新馬戦が終わった3月にようやくデビューを迎えることが出来ました。結果は既走馬相手に3着と大健闘でここからの巻き返しを期待していました。
ただ、その後は度重なる蹄の怪我にも苦しみ結果が残せず、中央登録の抹消となってしまいました。走りの様子からは芝も向くのではとのコメントがあっただけに一度も試せなかった点が心残りですね。
地方競馬での競争生活
地方競馬に移ってからは10月のレースでの2着を経て、12月に初勝利を飾りました。その勢いのまま中央復帰をかけて年内ラストの開催に挑みましたが残念ながら勝てず。このチャンスをものにできなかったのが痛恨でした。
その後は音信不通のまま時が過ぎ、出走予定が出たのはなんと5月!ここでは2着と健闘したため本日のレースも期待していたのですが、8着に終わり再募集の取りやめが発表されてしまいました。
というわけで簡単にではありますが、ハーディネスの馬生を振り返ってみました。貴重なドゥラメンテ産駒だったので、期待していたのですがケガがあると中々上手くいきませんね。
後は地方転出時は一時的にファンド解散しているとはいえども5か月も状況が把握できないのは非常に不安なので、ロードさんには改善を期待したいですね。せめて月一くらいでは近況の更新が欲しい!
今後は地方で現役生活を継続するのか引退かは分かりませんが、ハーディネスの今後の馬生の健闘を祈りたいと思います。お疲れ様ハーディネス。