2歳馬の現状紹介の第三弾です。最後は北海道育成組の3頭です。育成状況次第にはなりますが、これまでの傾向からするとこの時期に本州へ移動していない馬は年内デビューに黄色信号が灯るイメージです。それでは出資馬3頭の近況を整理したいと思います。
ロードレヴェランス
状況
5月に入厩の予定だったが頓挫により、北海道で引き続き育成中の状況。盆過ぎの移動も示唆されていたが最新の更新では移動予定は白紙状態とのこと。
感想
中々もどかしい状態が続いているのがロードレヴェランスです。春先の入厩予報に惹かれて出資を決めたもののここまで移動が無いままの状況です。
調教では1ハロン13秒ペースまで進めていたので、それなりに育成は進んでいると思いますが、春先の頓挫や今回の移動白紙など具体的な原因が不明なまま移動が出来ていないように更新からは見えるのでそこが心配な点ですね。
暑さが和らぐとともに気持ちの良いコメントが出ることを心待ちにしています。
ロゴサウンド
状況
時々、軽傷による中断はあるものの大きな頓挫無くトレーニング中。まだ本州への移動時期は未定。
感想
ノルマンの2歳出資馬の中では唯一1ハロン15秒の調教を積んでいるロゴサウンドですが、本州への移動予定は全く出ていません。馬格がある点と募集時の評価でもケガのリスクを指摘する方が結構多かったので、じっくり育成する方針なのかもしれませんね。
何とかこのまま調教の負荷を上げて秋には本州移動そして入厩の目途が立って欲しいと思います。
イモータルウインド
状況
春先の歩様の違和感によりしばらく調教がストップしていたが、夏になり調教を再開。現在は1ハロン18秒ペースでトレーニング中で本州移動の予定は未定。
感想
2歳出資馬で最も育成が遅れているのがイモータルウインドですね。冬の間も馬体重の伸び悩みや軽傷で十分な調教が出来ていなかったのですが、5月に歩様に違和感が発生。蹄が原因だったようですが、約2か月間ウォーキングマシン程度の運動しか出来ていませんでした。
現在は回復したようですが、まだ1ハロン18秒の育成に留まっており、トレセンでの調教に耐えられる体が出来上がるのはかなり先になりそうです。
現時点ではデビュー時期どうこうというよりはこのまま順調に育成が進むことだけを願いたい状況です。
まとめ
本記事では2歳馬の北海道育成組の状況を整理しました。ロードレヴェランスは年内にデビュー出来そうですが、ロゴサウンドは新馬戦期間内にデビュー出来るかという感じですかね。
イモータルウインドに至っては頓挫もあり昨年末からほとんどペースアップ出来ていないのでかなり時間がかかりそうな雰囲気を感じます。ここから巻き返して欲しい所ではありますが、長い目で見守りたいと思います。