2歳馬の現状紹介の第二弾です。今回は本州移動組のコンテソレーラ、ペレストリーナ、シルヴァリームーン、ゴールドサーベル、エイブラムスです。デビュー組の成績が今一つの現状を踏まえると、今からデビューする馬に期待をしたい所です。
コンテソレーラ
状況
5月に本州移動してから、6月に入厩とゲート試験合格。夏デビューも見据えて放牧していたが、秋の中山でのデビュー予定に変更となり、近々再入厩の予定。
感想
未デビュー組の中で次にデビューしそうなのがコンテソレーラですね。今夏の暑さの影響で慎重な育成となっていますが、大きな問題はなく来ているので予定通り秋の中山でデビューをしてくれそうです。デビュー戦はスケジュールが合えば現地観戦したいです。
適性がまだはっきりしないようですが、調教やレースで適性を見極めて年内に勝ち上がれればと思います。
ペレストリーナ
状況
5月末に本州移動後、6月に入厩し7月にゲート試験合格と順調にデビューへ向けたステップをクリアしている状況。現在は脚の浮腫みを考慮しながら秋デビューに向けたトレーニングを実施中。
感想
こちらもゲート試験まで合格しており、秋デビューが見込めそうなペレストリーナ。脚が浮腫みやすいようで近況更新の2回に1回は浮腫みのコメントが出てくるのが心配な状況です。夏の暑さの緩和とともに体調が良くなることを願いたいです。
コメントでは芝でもという話も出ていますが、血統的にはダートだと思うので東京開催のダートでデビューしてくれれば良いなと思います。こちらも関東馬なので、デビュー戦は観戦に行きたいです。
シルヴァリームーン
状況
4月に本州移動後、心身の成長を促すため育成を継続。入厩は本格的に涼しくなってからの見込み。
感想
姉にシゲルピンクダイヤやシゲルピンクルビーといった実力馬を持つシルヴァリームーンですが、当初の予定とは裏腹に中々育成が進んでこない印象を受けます。4月に移動してきたときには夏デビュー、遅くとも夏にはゲート試験合格していると思っていたのですが。。
育成コメントを見る限りでは心身の成長と夏の暑さを考慮して、じっくり育成を行う方針のようです。入厩は本格的に涼しくなってからとのことなので、早くても9月中旬くらいでしょうか。
姉同様に春の重賞戦線での活躍を期待したいので、何とか秋デビューして年内には勝ち上がっておいて欲しいと思います。
ゴールドサーベル
状況
冬に疝痛の影響で1ヶ月程度調教を中断したものの、その後は順調に進み、7月へ本州に移動して現在も順調にトレーニングを積んでいる様子。入厩は秋以降の予定。
感想
冬に疝痛の症状が出たと更新があった際にはかなり心配しましたが、その後は大きな頓挫は無く無事に本州に移動出来て一安心の状況です。本州移動前は1ハロン12~13秒の調教も行っているので負荷も十分かと思います。
最新の更新ではこれから入厩に向けて態勢を整えるとのことなので入厩にはしばらく時間がかかりそうですが、年内デビューを目標にしっかり育成してもらえればと思います。
エイブラムス
状況
6月下旬に本州へ移動したものの1ハロン16~18秒の調教が中心。入厩の時期については未定。
感想
エイブラムスはノルマンディーの出資馬で唯一本州移動しているのですが、まだ1ハロン15秒の調教も行っていない状況なので、デビューまではまだまだ時間がかかりそうな現状です。
ノルマンディーの場合、育成場での調教負荷が弱いので入厩してから追い切りに耐えられるかが心配ですが、このまま順調に育成が進んで年内デビュー出来ることを願いたいです。
まとめ
本記事では2歳馬の本州移動組の状況をまとめました。秋デビューが見えている馬と秋入厩で年内デビューの2グループに分かれていますが、酷暑に負けず各馬デビューに向けて育成が順調に進むことを願いたいと思います。