本日測尺の情報も公開され来月から始まる先行募集に向けて情報が出揃ってきたロードサラブレッドオーナーズについて、各馬の評価の前に募集馬全体の概要を整理してみました。
全体の価格に加えて価格別やロードカナロア産駒の価格や頭数について、昨年度と比較しながら整理したので読んで頂ければと思います。
ロード2024年度の募集馬概要
まずは募集馬全体の概要について紹介します。募集馬全体の概要は以下になります。
昨年から比べて各種の金額に大きな変化はありませんが、金額の中央値が下がった一方で平均価格は上昇する結果となっています。
コントレイル産駒のエンジェルフェイス'23の高価格の影響に加えて、今年のラインナップは価格帯が二極化している印象なので、その結果が表れていると思われます。
価格別の内訳
次に価格別の分布について整理した結果が下記になります。
昨年との大きな違いとしてボリュームゾーンの3000万台の頭数が昨年から大きく減少しました。
また3000万台の内訳も3000万ジャストの募集馬はおらず、3000万後半が中心のため3000万を境として二極化されている印象です。
今年の価格の傾向はこれまで3000万前後の募集馬を中心に出資していた私にとっては悩ましい所です。
ロードカナロア産駒の頭数と価格
最後は看板種牡馬であるロードカナロア産駒の頭数と価格になります。
ダノンスマッシュやダノンプレミアム産駒が募集された影響かロードカナロア産駒の頭数は減少して全体の1/4程度になりました。
しかし、少数精鋭と言った印象で平均価格は10%程度上昇していますね。
一方でその他の種牡馬については平均は上昇していますが、コントレイル・エピファネイア産駒の3頭が大きく引き上げているため全体としては昨年よりはリーズナブルな価格帯が多い印象です。
まとめ
2024年のロードの募集馬ですが、まとめは下記になります。
- 平均価格は昨年と大きく変化はないが低価格帯と高価格帯の二極化となっている
- ロードカナロア産駒を中心に人気所の募集価格が高めに設定されている
これから動画の公開やカタログの到着など情報が出揃うと思うので、引き続き出資馬検討を楽しみたいと思います。