先日価格が発表され、募集馬情報が出揃ったインゼルレーシング。カタログも届いて募集馬の検討態勢が完全に整いましたね。
本ブログではこれから全20頭について4頭ずつ5回に分けながら募集馬評価を行っていきたいと思います。
頑張って記事を書きますので、読んで頂けると嬉しいですが、筆者は重賞馬に出資していたり馬を見る目に自信があるわけではない平凡な一口馬主なので、参考にするかは自己責任でお願いします。
募集馬の評価ポイントと判断基準はリンク先の評価項目と判断基準を紹介にて公開していますのでそちらも読んで頂けると幸いです。上記の記事にも記載の通り、馬体や動画の評価は一切含んでいないのでその点はご留意下さい。
それでは早速ですが、募集馬番号1~4の馬について評価を行っていきたいと思います。
募集馬概要
まずは本記事で評価を行う4頭の募集馬の概要になります。
※募集馬情報はインゼルのHPより引用
カタログの最初というだけあり、ドウデュースの半弟をはじめ豪華なラインナップの4頭となっています。
募集馬評価一覧
募集馬の評価一覧は下記のようになりました。
価格も高いので全体的に勝ち上がりは期待出来そうな感じですね。下記で1頭ずつコメントを記載していきます。
ダストアンドダイヤモンズの22
ドウデュースの半弟で50口募集と今回の募集の目玉の一頭になります。
兄弟馬は60%が勝ち上がっていて、OP馬のフラーレンもいるなど、兄弟馬の成績は申し分なし。
血統的に同系統の組み合わせの成績がイマイチな点とリアルスティールの種牡馬のポテンシャルが不安材料ですね。
複数勝利は出来そうだが、重賞級の活躍が出来るかの判断には不確定要素が多い印象を受けます。
ジンジャーミストの22
母の現役時代は未勝利ではありますが、兄弟馬は3頭中2頭が勝ち上がりで、近親にはポタジェやルージュバックがいる母系には活力がありそうな血統。
厩舎も友道厩舎と申し分ないのですが、芝の活躍馬多数な配合に対して本馬の兄弟はダート馬が多く、父もダート系種牡馬のゴールドドリームという点にアンバランスさを感じてしまいます。
勝ち上がりは出来そうだが、上位クラスまで活躍するイメージは持ちにくい印象ですね。
プリュスの22
50口募集で総額7000万クラスの高額募集馬ですね。父キタサンブラックはイクイノックスやソールオリエンスを輩出する現在トップクラスの種牡馬で期待は高いと思います。
祖母も仏オークス馬と豪華な一方でプリュス自身は芝の短距離2勝というのが、本馬にどのように作用するかが若干気がかりな点です。
また、厩舎の成績と評判がともにイマイチな点も高額募集馬の預け先としては心もとなく減点材料になります。
初仔という点も踏まえると、未知数な部分が多い印象を受けます。
ヴィニーの22
父エピファネイアは超高額の種付料を誇っており、勝ち上がり率も十分の種牡馬ですね。
配合も王道のサンデーサイレンスの3×4で悪くは無さそうな感じです。
母は現役時1勝止まりで現時点で兄弟馬に勝ち上がりはいないが、半兄が先日の新馬戦2着で勝ち上がりは近そう。
少なくとも勝ち上がりは期待出来そうな1頭かと思います。
まとめ
本記事ではインゼルの2023年度募集馬の4頭を評価してみました。
インゼルは種牡馬が豪華ではあるのですが、母馬が海外のケースも多く中々兄弟馬や母の現役時代の成績から評価をするのが難しい所ですね。
こんな感じで後4回募集馬評価をしていきますので、今後の記事も読んで頂けると嬉しいです。