2次募集馬の売れ行きもまずまずだったノルマンディーですが例年通り春になって3次募集の発表が行われました。
2次募集もノルマンディーらしくリーズナブルな価格帯でしたが、3次募集は全頭1000万以下と最近の価格高騰を考えると破格のラインナップとなっています。
ただ、3次募集の馬は例年苦戦気味なので、安さに踊らされずにしっかり吟味していきたいと思います。
本記事はノルマンディー募集馬評価のまとめ記事となっており、前半では今回の募集馬の概要、後半ではノルマンディーの募集馬評価の一覧を記載しています。
募集馬の評価ポイントと判断基準はリンク先の評価項目と判断基準を紹介にて公開していますのでそちらも読んで頂けると幸いです。上記の記事にも記載の通り、馬体や動画の評価は一切含んでいないのでその点はご留意下さい。
総合評価のイメージは下記になります。
- A評価:OPクラス
- B評価:3勝クラス
- C評価:2勝クラス
- D評価:1勝クラス
- E評価:未勝利
ノルマンディー2023年度の3次募集馬概要
まずは募集馬の概要について紹介します。「全体の概要」と「価格別の内訳」の2点で整理しました。
募集馬全体の概要
募集馬全体の概要は以下になります。今年度の1次募集、2次募集の金額も合わせて記載します。
冒頭でも記載しましたが、全頭1000万未満で最も安い馬は560万とかなり安い価格となっています。
マイナーな種牡馬も含まれていますが、カリフォルニアクロームやブリックスアンドモルタルと言ったメジャーな種牡馬でもこの価格なのは驚きでした、
価格別の内訳
次に価格別の分布を記載します。こちらも同じように今年度の1次募集、2次募集の金額も合わせて記載します。
価格の分布を見ると段々価格帯が安くなってきていますね。成績が比例しないと良いのですが。。。
ノルマンディー2023年度の3次募集馬評価一覧
次にノルマンディーの募集馬評価の一覧は下記の通りとなっています。
上記の評価は価格等は考慮していない評価になります。評価の内訳としては「D評価が5頭」、「E評価が3頭」となりました。
今回は2次募集以上に格安ということもあり、短所も目立つ評価となりました。データから判断すると勝ち上がりが厳しそうな馬も結構います。
評価は良いなと思っても馬格が無い馬もいるので育成状況を見てから出資を検討したい所ですね。
今回の募集馬の中で人気しそうなのは下記の3頭になります。
- レイナソフィア:半兄が勝ち上がったばかりでサイズ感含めバランス良し
- ネオヴィクトリア:元ノーザン系の母馬に種牡馬のランクも高め
- ルミナスレッド:ブリモル産駒では破格の安さに加えて評価もまずまず
3次募集は先行申し込みや抽選は無く、先着順なので売れ行きには注目ですね。
各馬についての評価コメントは下記の記事で記載していますので、そちらも良ければご覧下さい。
>>ノルマンディーOC2023年度の募集馬評価(No.51~No.54)
>>ノルマンディーOC2023年度の募集馬評価(No.55~No.58)