先日カタログが公開され、募集馬検討に必要な材料が歩様動画を残して一通り揃ったノルマンディー。今年は例年より煌びやかなラインナップで募集価格もかなり高騰していますね。そのノルマンディーの募集馬について募集馬評価記事を書いていきたいと思います。
地方募集馬を除いても計31頭とかなりのボリュームなので、今週来週で4~5頭ずつに分けながら募集馬評価を行いたいと思います。
頑張って記事を書いていきますので、読んで頂けると嬉しいですが、筆者は平凡な一口馬主なので参考にするかは自己責任でお願いします。
募集馬の評価ポイントと判断基準はリンク先の評価項目と判断基準を紹介にて公開していますのでそちらも読んで頂けると幸いです。上記の記事にも記載の通り、馬体や動画の評価は一切含んでいないのでその点はご留意下さい。
それでは早速ですが、募集馬番号1~4の馬について評価を行っていきたいと思います。
募集馬概要
まずは本記事で評価を行う4頭の募集馬の概要になります。
※募集馬情報はノルマンディーのHPより引用
キタサンブラック産駒やドゥラメンテ産駒と言ったノルマンディーらしからぬ華やかなラインナップが並びますね。
募集馬評価一覧
募集馬の評価一覧は下記のようになりました。
各馬一長一短という所でしょうか。価格が高いので私の出資対象検討からは外れますが、この4頭の中ではウルティマミューズ22が気になりますね。価格とのバランスで言えばクイーンズトゥルーも良さそうです。下記で各馬についてコメントしていきます。
ウォータームージカ22
母は現役時代未勝利だが、兄弟馬は3勝を挙げたムジックをはじめ半数以上が勝ち上がっており好成績。
ディープ系とフレンチデピュティも相性が良い好配合で期待が出来そうな組み合わせです。
苦戦気味のディーマジェスティのポテンシャルだけが懸念材料。
ウルティマミューズ22
父キタサンブラックは現在最も勢いのあるといっても過言ではない名種牡馬なので期待大です。
母父キンカメとの配合も桜花賞2着のコナコーストと同じ配合でアベレージも高く好相性ですね。
兄弟馬で勝ち上がりは出ていないが、母は現役時代3勝を挙げているのでポテンシャルは十分にあるかと思います。
クイーンズトゥルー22
母は現役時代は中央未勝利ながらサウンドトゥルーやアナザートゥルースが兄弟にいるためポテンシャルは高そうです。
ステゴ系×キンカメもインディチャンプやウシュバデソーロがいる好配合の組み合わせで期待が出来ますね。
新種牡馬のウインブライトのポテンシャル次第では面白そうな一頭かと思います。
サウンタ22
母は現役時代未勝利ながらシンハリーズの妹にあたり、産駒も2頭が勝ち上がりとまずまずの成績ですね。
ドゥラメンテも名種牡馬でポテンシャルは高そうですが、配合的には強調出来るデータが無い点が気になります。
種牡馬のポテンシャルで勝ち上がりは出来そうですが価格に見合った活躍までは難しそうな印象を受けます。
まとめ
本記事ではノルマンディーの2023年度募集馬の4頭を評価しました。
種牡馬が豪華になった分、勝ち上がりは期待出来そうな感じはしますが、育成がかなりスローなだけに素材を上手く伸ばしていけるかという点が気になりますね。
この感じで今週中には残りの牡馬についても記事を書いていきたいと思います。