本記事はノルマンディー募集馬評価のまとめ記事となっており、前半では今回の募集馬の概要、中盤では7回に分けて記載したノルマンディーの募集馬評価の一覧、後半には全体を振り返って気になる馬と今年の出資方針を記載しています。
自分の出資馬検討の整理のために記載している内容なので、参考にするかは自己責任でお願いします。
※筆者は地方出戻り合わせて勝ち上がり率が50%の平凡な一口馬主です。
募集馬の評価ポイントと判断基準はリンク先の評価項目と判断基準を紹介にて公開していますのでそちらも読んで頂けると幸いです。上記の記事にも記載の通り、馬体や動画の評価は一切含んでいないのでその点はご留意下さい。
総合評価のイメージは下記になります。
- A評価:OPクラス
- B評価:3勝クラス
- C評価:2勝クラス
- D評価:1勝クラス
- E評価:未勝利
各馬の評価のコメントについては下記の記事に記載しているので、そちらも良かったらご覧下さい。
ノルマンディーOC2023年度の募集馬評価(No.1~No.4)
ノルマンディーOC2023年度の募集馬評価(No.5~No.8)
ノルマンディーOC2023年度の募集馬評価(No.9~No.12)
ノルマンディーOC2023年度の募集馬評価(No.13~No.17)
ノルマンディーOC2023年度の募集馬評価(No.18~No.21)
ノルマンディーOC2023年度の募集馬評価(No.22~No.26)
ノルマンディーOC2023年度の募集馬評価(No.27~No.31)
ノルマンディー2023年度の募集馬概要
まずは募集馬について紹介します。「全体の概要」と「価格別」の2点で整理しました。
募集馬全体の概要
募集馬全体の概要は以下になります。
1次募集は31頭と昨年度の29頭と比べて頭数はそこまで変化はありませんが、募集金額の中央値が1760万と大幅に上昇しています。
また、デアリングタクトの全妹が5600万で募集されていると言えども、平均価格でも1980万という価格です。
昨年の1次募集の平均募集金額が1575万だったので、約400万の上昇となっています。確かに種牡馬のラインナップを見ても華やかな印象は受けますが、「ノルマンディーの育成方針で育てきれるのか」という点と「会員のニーズに合った募集なのか」という点は疑問ですね。
価格別の内訳
価格別の分布は下記となっております。
価格の分布を見ても価格帯が上昇している印象を受けますね。ボリューム層が1500万~1999万となり、これまでのノルマンディーでは高額馬と思われる2000万以上が11頭と約1/3を占めています。
ノルマンディー募集馬評価一覧
次にノルマンディーの募集馬評価の一覧は下記の通りとなっています。
上記の評価は価格等は考慮していない絶対評価になります。評価の内訳としては「C評価が11頭」、「D評価が15頭」、「E評価が5頭」となりました。
これまでのノルマンディーと異なり種牡馬のラインナップを揃えてきたこともあり、数値上の評価だけで勝ち上がりは厳しいと感じた馬は少なかったです。
ただ、ノルマンディーは育成のスピードと質が他クラブと比べると劣っている印象なので、順調にこのポテンシャルが開花するかという点がポイントになりそうです。
注目馬と出資の方針
最後に個人的に気になっている4頭を下記に記載します。
- ウルティマミューズ22:価格は高めもキタサンブラック産駒で血統的にも好相性の組み合わせ
- ミスパイロ22:バリバリのダート血統なので馬体重が増えれば活躍できそうで価格も手頃
- ルヴェソンヴェール22:値段が手頃で兄弟馬の勝ち上がり率もよい。
そして出資の方針ですが、今回は先行申し込みでの出資は見送ろうと思います。
理由としては上記にも記載した通りノルマンディーの育成方針を考えるとこのタイミングで活躍馬を判断するのはハードルが高い点と価格の上昇により、メインクラブのロードの募集馬との価格差が少なくなった点になります。
なので、ミスパイロやルヴェソンヴェールの様子を伺いながら年明けまで残るようであれば出資を改めて検討したいと思います。