ノルマンディーの募集馬評価第三弾です。今回は募集馬番号9~12の4頭について評価を行っていきたいと思います。
これまでの記事と同様に内容をどのように参考にするかは自己責任でお願いします。
募集馬の評価ポイントと判断基準はリンク先の評価項目と判断基準を紹介にて公開していますのでそちらも読んで頂けると幸いです。上記の記事にも記載の通り、馬体や動画の評価は一切含んでいないのでその点はご留意下さい。
それでは早速ですが、評価を行っていきたいと思います。
募集馬概要
まずは本記事で評価を行う4頭の募集馬の概要になります。
※募集馬情報はノルマンディーのHPより引用
過去2回とは一転してノルマンディーらしい渋めの種牡馬ラインナップの4頭となっており、募集価格も5万以下と手頃な価格帯となっております。
募集馬評価一覧
募集馬の評価一覧は下記のようになりました。
今回の4頭については辛めの評価となりました。成長次第でミスパイロが面白いかと思いますが、他の3頭については価格こそノルマンディーらしく手頃ながら評価内容が今一つなので積極的に出資検討とはいかない気持ちです。
ボーナスチャンス22
父ロゴタイプは産駒の数が少ないとはいえ、勝ち上がり率が20%を切っており、ポテンシャルに乏しくかなり厳しい状況です。
母も現役時代は未勝利で兄弟馬も1頭が勝ち上がっているものの全体的な成績は振るいません。
配合的にも強調材料はなく、勝ち上がりも厳しいのではないかと判断します。
マックスユーキャン22
父ノヴェリストは勝ち上がり率が30%を切っておりやや苦戦傾向です。
配合も強調材料は無く微妙な組み合わせです。
母は現役時代2勝を挙げており、兄弟馬も中央デビューの1頭は勝ち上がっていてまずまずの成績と言えそうです。
兄弟馬がダート系にも関わらず、馬体重が寂しくアンマッチなので勝ち上がりは厳しそうです。
マルーンドロップ22
父ミッキーグローリーは種付料も低く、産駒も少ないので期待度は低そうに感じます。
血統的にも母父コンデュイットが不振な点が気になります。
母は現役時代2勝を挙げているものの兄弟馬は勝ち上がりがいない状態です。
全般的に強調出来る点がなく、勝ち上がりは厳しいかと思います。
ミスパイロ22
父ゴールドドリームは新種牡馬で種付料もまずまずと期待出来そうな種牡馬ですね。
母父パイロは勝ち上がり率が高く、サンデー系 × A.P.Indy系の組み合わせも相性は良いです。
初仔ですが母は現役時代3勝を挙げておりポテンシャルは十分に思われます。
遅生まれで現状は馬体重も少なめなので育成状況を見てから出資したい1頭ですね。
まとめ
本記事ではノルマンディーの2023年度募集馬のNo.9~No.12の4頭を評価しました。
今回の4頭は数字上からは活躍が期待しづらい結果となりました。
価格はリーズナブルなので、これからの育成状況を見守りながら順調に育成が進めば出資を検討という所ですね。