ノルマンディーの募集馬評価第五弾です。今回から牝馬編となり募集馬番号18~21の4頭について評価を行っていきたいと思います。
これまでの記事と同様に内容をどのように参考にするかは自己責任でお願いします。
募集馬の評価ポイントと判断基準はリンク先の評価項目と判断基準を紹介にて公開していますのでそちらも読んで頂けると幸いです。上記の記事にも記載の通り、馬体や動画の評価は一切含んでいないのでその点はご留意下さい。
それでは早速ですが、評価を行っていきたいと思います。
募集馬概要
まずは本記事で評価を行う4頭の募集馬の概要になります。
※募集馬情報はノルマンディーのHPより引用
今回の4頭はノルマンディーらしく渋い種牡馬ラインナップで値段も手頃ですね。
募集馬評価一覧
募集馬の評価一覧は下記のようになりました。
4頭すべてデビューした馬がいないため兄弟成績は評価が出来ませんが、母の現役時代の成績は良いので、期待出来そうな感じですね。
アイアムキャツアイ22
父モズアスコットは新種牡馬ながら種付料は300万とまずまずの価格で期待の高さが伺えます。
母父アイルハヴアナザーの成績は今一つで同系統の組み合わせも微妙な成績です。
母は現役時代にダートで2勝を挙げており、まずまずの成績です。
遅生まれとはいえ馬体重が軽めな点が気がかりですね。
とにかく価格がお買い得なので育成の様子を伺いながら順調であれば出資を検討するのが良さそうです。
アリンナ22
父マインドユアビスケッツは勝ち上がり率は平均ながら種付料は400万と高額な部類で期待されている種牡馬と言えそうです。
配合的には可もなく不可もなくといった所ですが母父マツリダゴッホの勝ち上がり率が低迷している点は注意ですね。
初仔ながら母は現役時代5勝を挙げているのでポテンシャルはかなり高いと思います。
こちらも馬体重が軽めな点は気がかりですが、母同様の芝適性が出れば活躍を期待出来そうです。
シークエル22
ダノンバラードは種付料が比較的安価ながら勝ち上がり率、重賞馬輩出率ともに平均を上回っており、コスパの良い種牡馬と思います。
配合的にもディープ系とクロフネの相性がよいので好配合ですね。
母は現役時代ダートで1勝と物足りない成績となっています。
こちらも馬体重は軽めなので母に似てダート寄りだと厳しそうです。
シュエットヌーベル22
父ゴールドシップは勝ち上がり率は平均レベルですが、重賞で活躍する大物の輩出率は高い種牡馬です。
配合的にはステゴ×サンデーはあまり良くない組み合わせとなっています。
母は現役時代4勝を挙げているので初仔ながらポテンシャルはかなり高そうです。
勝ち上がりは見込めそうですが、馬体重や適性を考えると地方出戻りコースは厳しそうなので遅生まれという点が懸念点ですね。
まとめ
本記事ではノルマンディーの2023年度募集馬のNo.18~No.21の4頭を評価しました。
4頭いずれも能力は秘めていそうですが、馬体重が軽いのでダート寄りに出た場合が地方出戻りパターンも使えずにイバラの道となりそうです。
後2本記事を書いていきますので引き続きお付き合い頂ければ幸いです。