今週は牡馬クラシック1冠目の皐月賞ですね。
今年は牝馬のレガレイラが参戦するということで注目が集まっていますが、76年ぶりの勝利となるでしょうか。
いつも通り過去の傾向を分析した上で皐月賞の馬券予想、買い目を記載していきたいと思います。
皐月賞の傾向
まずは皐月賞の傾向についてですが、ポイントは下記になります。
- 中穴の台頭は比較的多いが、2桁人気の大穴が来ることはほとんどなし。
- ステップレースは共同通信杯と弥生賞の2強も直行からの好走も近年は多い
それでは「人気別成績」「前走のレース別」の2点について下記で記載します。
人気別成績
まず人気別の成績についてまとめた表が下記になります。
傾向からは1桁人気は満遍なく馬券に絡んでおり、特に7番人気~9番人気の中穴の馬券率が比較的高いので、小波乱が起きやすいレースと言えそうです。
一方で2桁人気は3着が1回だけとほぼノーチャンスなので大穴への期待度は低いと言えますね。
次に過去10年の3連複の配当の分布を紹介します。
7回が配当1万以下と堅めのレースとなっています。前述に記載の通り2桁人気の大穴の馬が来ることが少ないので、配当が跳ねることは少ないです。
5万以上の配当の際は上位人気が全て馬券外に沈んでいるので、上位人気の取捨選択がカギになりそうです。
前走のレース別成績
次に前走のレース別の成績について紹介します。ステップレースの「共同通信杯」「弥生賞」の2レースが主流ですが、年末のG1からの直行組も見かけるようになっています。
弥生賞と共同通信杯が多く占めていますが成績は対照的ですね。共同通信杯組が5勝を挙げている一方で弥生賞組は勝ち星が無いので単勝系の馬券を買うのは危険ですね。
2歳戦からの直行組は数が少ないですが、コントレイルやサートゥルナーリアがホープフルSからの直行で勝っているので、そこまで嫌うことは無いかと思います。
皐月賞の上位評価馬について
次に私の皐月賞の上位4頭の印は以下になります。
本命:⑩ レガレイラ
対抗:⑭ シンエンペラー
単穴:⑨ アーバンシック
単穴:③ エコロヴァルツ
下記で各馬への評価コメントを記載します。
本命:レガレイラ
本命はレガレイラにしました。データ的には厳しそうですが76年ぶりの牝馬の皐月賞制覇を期待したいと思います。
本馬の場合はすでに昨年末のホープフルSで牡馬相手のG1を勝利しているので、特段牝馬だからと割引く必要は無いかと思います。
また、ホープフルSからの直行にも問題はなく、中山の適性もあるので不安材料は無いと判断します。
今年のステップレースからの参戦組にホープフルSの上位人気を脅かす馬はいないと感じているので、ホープフルS覇者のレガレイラが本命ですね。
対抗:シンエンペラー
対抗はシンエンペラーにしました。理由としては上述の通りホープフルS組を評価しているからというのが最も大きな理由となります。
また、重賞含めて連対を外していない安定感も魅力的ですね。前走は2着に敗れましたが、デムーロ騎手の好騎乗が原因かつ本馬は一叩きのレースだったと思うので問題ないと思います。
懸念としてはズブくて乗り難しい面がありますが、テン乗りの坂井騎手の手綱捌きに期待したいと思います。
単穴:アーバンシック
単穴はアーバンシックにしました。こちらは人気の盲点になりそうで前走の内容を評価しているので3番手に抜擢しました。
前走は前残りのレース展開の中、唯一後ろから差し込んできた強い競馬だったと思います。
また、皐月賞と相性の良い横山武史騎手が新馬戦から継続騎乗の点もプラスだと思うので、期待したい1頭です。
単穴:エコロヴァルツ
単穴はエコロヴァルツにしました。こちらは人気薄ですが展開がハマれば一発あってもおかしくないと思うので高配当狙いで4番手に抜擢しました。
前走の惨敗で人気を落としていますが、超スローペースでかかってしまったことが原因なので度外視で良いかと思います。
福島や札幌での勝利経験があるので中山適性も問題無いかと思いますし、百戦錬磨の武豊ジョッキーなのでレースの流れに上手く乗れれば十分勝負になると思います。
皐月賞馬券の買い目
最後に買い目ですが下記の3連複フォーメーションで買いたいと思います。
⑩-③⑨⑭-①②③⑤⑧⑨⑫⑬⑭⑮⑯⑰
本命のレガレイラを軸とした3連複のフォーメーションで勝負したいと思います。
今回は混戦模様なので3列目は幅広く流してしっかり的中させたいと思います。