今週は中央競馬年内最初の芝G1レースの高松宮記念ですね。
スプリント路線は絶対王者不在で混戦模様なので過去のレース傾向を調べてみたいと思います。
「人気別成績」「年齢別」「前走のレース別」の3点から攻略の糸口を探ります。
人気別成績
まず人気別の成績ですが傾向からは1番人気の信頼性が非常に低いレースとなっています。
過去10年間で1番人気は(1.1.2.6)とわずか1勝で半数以上馬券外に飛んでいます。しかも最近5年に絞ると馬券内に絡んだのはわずか1回だけと壊滅的な成績となっています。
また人気薄の好走も目立ち2桁人気が馬券内に食い込んでくることも珍しくありません。ブービー人気も2度馬券内に入っており3連系の馬券を当てるのはかなり難しいレースと言えそうです。
配当に関しても上記の人気馬の不振と人気薄の台頭の影響で高配当が多く発生しています。
3連複で万馬券は6回と半数を超えており、50万馬券も2回と大波乱も珍しくないレースと言えます。
年齢別成績
次に年齢別の成績ですが高齢馬は苦戦していますが、4歳~6歳はほとんど成績に差は無い結果となっています。
上表の通り7歳からは馬券内の確率が下がっているので軽視しても良さそうですが、近2年はともに馬券内に絡んでいる点には注意が必要ですね。
前走のレース別成績
次に前走のレース別の成績になります。下表の通り王道のステップレースとなる「シルクロードステークス」「オーシャンステークス」「阪急杯」の3レースが有力となっています。
上記の3レースは馬券内に入った頭数は差が無いですが、馬券内率を比較するとシルクロードSが一歩抜けていますね。
理由としては他の2レースに比べて開催時期が約1ヶ月早いので、しっかり態勢を整えて本番に挑める点が大きいように感じます。
オーシャンSは3レースの中では最も馬券内の率は低いものの、2022年のナランフレグや2018年のナックビーナスなど前哨戦で好走しても本番で人気になりにくい馬が多いので、穴馬を探すならオーシャンS組からピックアップするのが面白そうです。
まとめ
本記事では高松宮記念の過去10年のレースから馬券の傾向を調査してみました。まとめとしては下記になります。
- 1番人気は不振で2桁人気も馬券内に絡むことが多く波乱傾向のレース
- 高齢馬は不振も4歳~6歳における差は無し
- 前哨戦は王道のステップレースが強い。特にシルクロードSが優秀だが穴馬はオーシャンSから
調査結果から馬券戦略を考えると2連系であれば中穴あたりのBOX、3連系であれば軸を決めてヒモは総長し位の気持ちで高配当を狙う形かと思っています。
土曜日に買い目も公開したいと思うので、良かったらそちらもご覧下さい。