ノルマンディーの募集馬評価第四弾です。今回は牡馬編ラストで募集馬番号13~17の5頭について評価を行っていきたいと思います。
これまでの記事と同様に内容をどのように参考にするかは自己責任でお願いします。
募集馬の評価ポイントと判断基準はリンク先の評価項目と判断基準を紹介にて公開していますのでそちらも読んで頂けると幸いです。上記の記事にも記載の通り、馬体や動画の評価は一切含んでいないのでその点はご留意下さい。
それでは早速ですが、評価を行っていきたいと思います。
募集馬概要
まずは本記事で評価を行う5頭の募集馬の概要になります。
※募集馬情報はノルマンディーのHPより引用
今回の5頭はノルマンディーにしては高額の部類に入る募集馬で種牡馬も比較的メジャーなラインナップが並んでいます。
募集馬評価一覧
募集馬の評価一覧は下記のようになりました。
母が現役時代未勝利や未出走の馬が多く、母成績の項目は全体的に低調です。一方で種牡馬のポテンシャルや兄弟成績は良い馬が多く勝ち上がりは期待出来そうに感じます。
メイグレイス22
父ヘニーヒューズは勝ち上がり率が50%に迫るダート界の名種牡馬です。
配合的には可もなく不可もなくといった所ですね。
母は現役時代未出走で兄弟馬はOP馬のキャプテンペリーがいるものの中央勝利はこの1頭のみとアベレージはかなり低いです。
ノルマンディーのヘニーヒューズ産駒は成績が良い印象ですが、価格以上の成績までは厳しいかと思います。
メイケイキララ22
父サトノクラウンはダービー馬のタスティエーラがいるものの勝ち上がり率は20%と全体的には苦戦気味です。
配合的には同系統の組み合わせは少なく、成績も思わしくないです。
母は現役時代未勝利で、兄弟馬は全体的にはまずまずの成績ながら近年の成績が今一つな点は気がかりです。
21歳時の仔という点も考えると勝ち上がりは厳しそうに感じます。
ユキアカリノマチ22
父ブリックスアンドモルタルは期待度も高く、先日産駒が重賞を勝つなど実績も出てきたポテンシャルの高そうな種牡馬です。
配合的には同系統の組み合わせは少なく、成績も今一つです。
母は現役時代未勝利で兄弟馬の成績も振るわない点は懸念点になります。
種牡馬のポテンシャルで勝ち上がりは出来るかもしれませんが上のクラスで活躍のイメージはしづらいです。
ライムスカッシュ22
父ゴールドシップは勝ち上がり率は平均レベルですが、重賞で活躍する大物の輩出率は高い種牡馬です。
配合的にもステゴ×キンカメの組み合わせは大物が多い配合で期待出来そうです。
母は現役時代は未勝利ですが、3勝のアランチャータなど兄弟馬の成績はまずまずですね。
遅生まれな点が気になりますが、勝ち上がりから複数勝利まで期待出来そうな感じはします。
ルヴェソンヴェール22
父ミッキーアイルは勝ち上がりは平均的ながら、芝ダート偏りなく活躍馬が出ており、万能的な種牡馬の印象を受けます。
母父クロフネとディープ系の相性は良く、ミッキーアイルとの組み合わせでも数は少ないものの勝ち上がり率50%と好相性です。
母は現役時代1勝で兄弟馬は半数が勝ち上がりとまずまずの成績です。
全体的に欠点の要素が少ないので、勝ち上がってコツコツ稼いでくれそうな感じです。
まとめ
本記事ではノルマンディーの2023年度募集馬のNo.13~No.17の4頭を評価しました。
今回の5頭の中では大物を期待するのであればライムスカッシュ、コスパも良くコツコツ稼ぐことを目的とすればルヴェソンヴェールかと思います。
ようやく牡馬の評価が終わりましたが、牝馬の方も評価していきますので引き続き宜しくお願い致します。