ロードの募集馬評価ラスト第八弾です。今回は下記の4頭について評価を行います。
- 募集番号33:レジデンス’24
- 募集番号34:カーテンコール’24
- 募集番号35:シャラントレディ’24
- 募集番号36:クイックレス’24
前回の記事と同様に内容をどのように参考にするかは自己責任でお願いします。
募集馬の評価ポイントと判断基準はリンク先の評価項目と判断基準を紹介にて公開していますのでそちらも読んで頂けると幸いです。馬体や動画の評価は一切含んでいないのでその点はご留意下さい。
募集馬概要・評価一覧
まずは本記事で評価を行う4頭の募集馬の概要と評価一覧を記載します。
募集馬概要
4頭の募集馬の概要は下記になります。

※募集馬情報はロードのHPより引用
こちらは前回までよりさらに安い価格帯となって2000万前後のラインナップです。
募集馬評価一覧
募集馬の評価一覧は下記のようになりました。

価格なりの評価で勝ち上がれるかどうかという印象です。
レジデンス’24
- グレーターロンドンは勝ち上がり率が平均以上ながら、比較的種付料が控えめなコスパ良い種牡馬
- 母父Cape Blancoは頭数が少ないが成績が壊滅的
- 母は未出走、兄弟馬も中央勝ちがおらず繁殖能力は微妙
叔母がスノーフェアリーという点をアピールポイントにしていますが、これまで活躍馬が出ていない状況です。
今回ディープ系に父が替わって一変があるかという所に注目です。
カーテンコール’24
- ニューイヤーズデイは勝ち上がり率が平均以上ながら、比較的種付料が控えめなコスパ良い種牡馬
- 初仔ながら母は現役時代に3勝を挙げており、ポテンシャルは十分
- 早めの生まれながら馬体重が物足りない点が懸念
ダートで活躍したカーテンコールの初仔になります。
価格もリーズナブルでニューイヤーズデイの成績も悪くないのですが、現時点で450kgしかない馬体重がネックですね。
育成の中で馬体重が減らずに調教が進められるかがポイントになりそうです。
シャラントレディ’24
- サンダースノーは勝ち上がり率、重賞馬率ともに平均を若干下回る種牡馬
- 母父フジキセキ、サンダースノー×サンデー系の成績は可もなく不可もなく
- 母は現役時代2勝を挙げているが、兄弟馬は約半数の勝ち上がりも1勝止まり
ナルカミやテンカジョウの活躍で注目を集めるサンダースノー産駒です。
馬格も十分ではありますが、兄弟馬の成績を見ると勝ち上がっても上のクラスでの活躍までは厳しそうな印象を受けます。
クイックレス’24
- ロジャーバローズは勝ち上がり率が平均を下回っており、苦戦中の種牡馬
- 母父エスポワールシチーの成績は今一つ
- 繁殖能力は未知数ながら現役時代2勝なのでまずまず期待できそう
ロジャーバローズの産駒になります。父、母父ともに成績が今一つで強調材料があまりなさそうです。
同じくロジャーバローズ産駒で出資しているロードベルファストが現状苦戦しているので、おかわりはないかなという感触です。
まとめ
本記事ではロードの2025年度募集馬のNo.33~No.36の4頭を評価しました。
カタログの最後方ということもあり、現状では様子見候補に入る馬もいない状況です。
これで今年度のロード募集馬評価も終了となります。読んで頂きありがとうございました。

