すでに2歳戦も開始しているこのタイミングですが毎年恒例のノルマンディーの4次募集が発表されましたね。
今回は外国産を除く4頭について募集馬評価をしたいと思いますので、4次募集馬の出資を検討されている方は参考に本記事を読んで頂けると嬉しいです。
私の募集馬の評価ポイントと判断基準はリンク先の評価項目と判断基準を紹介にて公開していますのでそちらも読んで頂けると幸いです。
募集馬概要
まずは評価を行う4頭の募集馬の概要になります。
※募集馬情報はノルマンディーのHPより引用
マニアックな種牡馬も混じっていた3次募集に比べると4次募集ではメジャーな種牡馬が中心のラインナップですね。
それでは評価を行っていきたいと思います。
募集馬評価一覧
募集馬の評価一覧は下記のようになりました。
評価をした結果としては、全体的に可もなく不可もなくといった印象です。
全頭勝ち上がりは出来そうなポテンシャルはありそうに見えますが上位クラスまではどうかという感じですね。
価格と評価のバランスを考えるとエーソングフォーが良さそうに思います。
トーコーディオーネ21
父のネオユニヴァースは最近は種付け料も下降気味ですが、勝ち上がり率は平均を超えており悪くは無さそうです。
サンデーサイレンス系とUnbridled系の組み合わせも半数が勝ち上がっているのはプラス材料です。
母成績、兄弟成績、厩舎はあまり強調材料は無いですが、馬体重が480kgある点は良いと思います。
価格を考えると可もなく不可もなくといった感じです。
レーヌルネサンス21
父のマインドユアビスケッツは勝ち上がり率も高く、種付け料も400万と期待の高さが伺えます。
サンデーサイレンス系との組み合わせも良く血統的な面からもプラスと言えそうです。
ただ母は現役時代未勝利で兄弟も1頭のみですが未勝利の点は気になる所で、馬体重が428kgの点も今後のペースアップを考えると心配です。
一口6万超えの価格を考えるとちょっと買い材料が乏しい印象です。
エーソングフォー21
父サトノダイヤモンドは勝ち上がり率は平均を下回っているものの、種付け料は250万とまずまずの期待を持たれている印象です。
母父のMore Than Readyはサンデーサイレンス系との相性が良く、血統面はプラスと思います。
母は現役時代2勝で、兄弟は9頭中4頭とまずまずの勝ち上がり率に加え重賞馬ミッシングリンクを輩出しており仔出しは良さそうです。
435kgと馬体重が懸念ですが、他の要素はプラスなので価格を考えると比較的おすすめ出来る1頭かと思います。
パラダイスコープ21
父リアルスティールは勝ち上がり率は平均的で種付け料も300万とまずまずの期待と言えます。
母父キングカメハメハは言わずと知れた名馬でディープ系との相性も悪くは無さそうです。
母は未勝利で、兄弟馬には2勝のカイタローがいるものの勝ち上がりは3頭中1頭です。
馬体重は440kgと今後の育成を見据えると若干の不安があります。
セールでの動きから注目を集めていますが、一口7万の牝馬と考えると積極的に出資は考えにくいかと思います。
まとめ
本記事ではノルマンディーの4次募集馬の外国産馬を除く4頭を評価してみました。セールでの注目馬もいるとはいえ、直近の更新を見る限りだと早くても秋以降のデビューにはなりそうです。
私は申し込みはしませんが、申し込みをするとしたら様子見して育成が順調であればくらいのスタンスですね。まだ一口バブルが続いている現状でどのような売れ行きになるかは見守りたいと思います。