ノルマンディーの募集馬評価第七弾です。今回はいよいよラスト回で募集馬番号27~31の5頭について評価を行っていきたいと思います。
これまでの記事と同様に内容をどのように参考にするかは自己責任でお願いします。
募集馬の評価ポイントと判断基準はリンク先の評価項目と判断基準を紹介にて公開していますのでそちらも読んで頂けると幸いです。上記の記事にも記載の通り、馬体や動画の評価は一切含んでいないのでその点はご留意下さい。
それでは早速ですが、評価を行っていきたいと思います。
募集馬概要
まずは本記事で評価を行う5頭の募集馬の概要になります。
※募集馬情報はノルマンディーのHPより引用
ブランメジェールは高額ですが、他の4頭はリーズナブルでノルマンディーらしいですね。
募集馬評価一覧
募集馬の評価一覧は下記のようになりました。
高評価の馬と低評価の馬に分かれました。比較的ダート血統が多い中で馬体重が軽い点がネックの馬が多いですね。
ブランメジェール22
父キタサンブラックは現在最も勢いのあるといっても過言ではない名種牡馬なので期待大です。
配合的には母父のポテンシャルは未知数ですが、サンデー系×Pulpitt系は好相性なので期待出来そうです。
母は現役時代3勝を挙げており、初仔ながらポテンシャルは十分です。
馬体重は軽めですが、勝ち上がりから複数勝利まで期待出来そうな印象です。
プレシャスドロップ22
父ウインブライトは新種牡馬で比較的安価な種付料となっています。
配合的にはステゴ系と母父フレンチデピュティは好相性なので期待出来そうです。
兄弟馬は半数以上が勝ち上がっており、プレシャスエースを始め3勝以上を挙げた馬が3頭もいるのでポテンシャルは高そうです。
19歳時の仔という点が懸念ですが、勝ち上がりから複数勝利まで期待出来そうなポテンシャルはあると思います。
ヘレナモルフォ22
父ノヴェリストは勝ち上がり率が30%を切っておりやや苦戦傾向です。
ノヴェリストと母父ジャングルポケットは頭数は少ないものの半数が勝ち上がっており、相性は悪くなさそうです。
母は現役時代2勝を挙げているものの兄弟馬で勝ち上がりは1頭だけと低調な成績ですね。
父の苦戦傾向と兄弟馬の成績から判断すると勝ち上がりは厳しそうに感じます。
ポップシンガー22
父アジアエクスプレスは勝ち上がり率が30%以下で牝馬に限定すれば20%以下とかなり低調な成績となっています。
配合的にもヘニーヒューズ系とゴールドアリュール系の成績はイマイチな成績です。
母は現役時代ダートで4勝を挙げており、まずまずのポテンシャルと言えそうです。
ガチガチのダート血統にも関わらず馬体重が軽い点も含めて勝ち上がりは厳しいと言わざるを得ないかと思います。
ホノカ22
父イスラボニータは勝ち上がり率は平均並みとまずまずの成績です。
配合的にはフジキセキ系とDevil’s Bag系の相性はまずまずと言えそうです。
母は現役時代ダートで3勝を挙げているので、ポテンシャルはまずまずと言えそうです。
数値上の評価では勝ち上がれそうな感じですが、ダートに出そうな血統で馬体重が寂しい点が懸念材料ですね。
まとめ
本記事ではノルマンディーの2023年度募集馬のNo.27~No.31の5頭を評価しました。
今回の5頭の中ではポテンシャルに期待であればブランメジェール、兄弟馬成績の安定感重視であればプレシャスドロップかと思います。
7回にわたるノルマンディーの募集馬評価も今回で終了となります。これからの募集馬検討の参考に少しでもなれば幸いです。