インゼルの募集馬評価第五弾です。今回はいよいよラストの募集馬番号17~20の4頭の馬について評価を行っていきたいと思います。
前回の記事と同様に内容をどのように参考にするかは自己責任でお願いします。
募集馬の評価ポイントと判断基準はリンク先の評価項目と判断基準を紹介にて公開していますのでそちらも読んで頂けると幸いです。上記の記事にも記載の通り、馬体や動画の評価は一切含んでいないのでその点はご留意下さい。
募集馬概要
まずは本記事で評価を行う4頭の募集馬の概要になります。
※募集馬情報はインゼルのHPより引用
今回の4頭はドゥラメンテ2頭を含むメジャーな種牡馬が並ぶ4頭になります。値段も手頃ですが評価はどうでしょうか。
募集馬評価一覧
募集馬の評価一覧は下記のようになりました。
今回も可もなく不可もなくと言った印象ですね。勝ち上がりは期待出来そうですが、大物は出ないのではないかと思います。
アイリスフィールの22
父ドゥラメンテは勝ち上がり率、重賞馬率ともに高く好評価です。
ドゥラメンテ×ハービンジャーの組み合わせはドゥラドーレスと同じ配合で良さそうですが、母父ハービンジャーの勝ち上がり率が低い点はマイナスですね。
アイリスフィール自身は5戦ながら2勝と好成績。全体的に評価は高くて活躍が期待出来そうな1頭です。
エルパンドールの22
父ヘニーヒューズはダート馬のため重賞馬は高くはないものの勝ち上がり率は50%近くと平均を大幅に上回る数値となっています。
配合は可もなく不可もなくと言った印象です。
母は現役時代1勝で兄弟馬も1勝と平凡な成績となっています。
四位厩舎は成績は平均ながら評価が非常に悪い点は気がかりです。
ヘニーヒューズの活力で勝ち上がりは期待出来るのではないでしょうか。
エリザベスムーンの22
父ドゥラメンテは優秀な種牡馬で期待は高いですが、ドゥラメンテ×サンデー系は成績が微妙な結果となっています。
母は1勝止まりで産駒は5頭が出走しているものの勝ち上がりは1頭のみと厳しい成績となっています。
厩舎は好評価ですが、高齢出産となっている点も含めるとリスクが高そうな1頭ですね。
ソフトライムの22
父ハービンジャーは勝ち上がり率は平均的ですが、重賞馬率はまずまず高く一発に期待できそうです。
サンデー系との配合ではペルシアンナイトなどの大物も排出しており、悪くは無さそうです。
母は1勝止まりなものの兄弟馬にはぺリエールがいて勝ち上がり率も過半数を超えていて好成績です。
気になる点は兄弟馬含めてダート場に偏っている中でダートがダメなハービンジャー産駒ということと馬体重が軽い点ですね。
まとめ
本記事ではインゼルの2023年度募集馬のNo.17~No.20の4頭を評価してみました。
今回の4頭の中は平均的な能力でこれはと言った馬はいない印象ですね。
何とか20頭すべて評価を終えることが出来ました。この記事が募集馬検討の参考になれば幸いです。