先週をもって、2023年の3歳未勝利戦が終了しましたので、2020年産の成績を振り返っていきたいと思います。
本記事では、各クラブの成績について調査してみました。対象は以前に記載したおすすめクラブ10選の紹介で調査した10クラブにインゼルを加えた11クラブになりますので、良かったらご覧下さい。
各クラブの2020年産の成績
早速ですが、2020年産の3歳馬の成績を記載していきます。
各クラブの成績は上記のようになりました。サンデーや社台が安定して勝ち上がっている一方で、キャロットとシルクは例年に比べると勝率が低くなっています。特にシルクは大物も出ておらず、大苦戦の世代のように感じます。
インゼルは勝ち上がり率は高いものの2勝目が遠く価格帯から考えると物足りない結果ですね。今年度は複数勝利を挙げる馬が多く出てくることを期待したいです。
ロード、DMMバヌーシー、広尾は勝ち上がり率と複数勝利率ではノーザン系クラブに匹敵する成績を挙げているので、重賞を勝つような大物の出現が待たれる状況ですね。
一方で、東京サラブレッド、ノルマンディー、ウインは勝ち上がり率と複数勝利率がともに低調な結果となりました。ノルマンディーやウインは募集価格が低いといえども勝ち上がり率が20%台というのは寂しい限りなので、来年の巻き返しに期待したい所です。
各クラブの代表馬の成績比較
ここでは各クラブの最も獲得賞金が高かった馬の情報を比較したいと思います。
各クラブの成績トップの比較はノーザン系の独壇場ですね。シルクこそ大物が出なかったものの、クラシックを賑わしたリバティアイランド、ソールオリエンス、タスティエーラを持つ3クラブがダントツの結果となっています。
その他のクラブでは似たり寄ったりの結果となっており、上記の3クラブに入会していない筆者としてはノーザン系クラブの壁を打ち破る馬が出てきて欲しい所です。
また、価格帯を見ると各クラブの代表馬の募集価格は2000万台~6000万台となっており、中価格帯に集中している点も興味深い結果でした。この位の価格帯であれば400~500口クラブであれば出資出来そうなので、何とか活躍馬を引き当てたいですね。
おわりに
本記事では各クラブの2020年産の3歳馬の成績を振り返ってみました。
1年間の成績の比較なので信頼性は高くはないですが、勝ち上がり率ではノーザン系に匹敵するクラブがある中で、大物はノーザン系が中心であることを改めて感じました。
自身が入会しているロード、インゼル、ノルマンディーに関してはもう少し深堀しましたので、良ければご覧下さい。
>>【一口馬主】インゼルの2020年産の3歳馬成績を徹底分析
>>【一口馬主】ロードサラブレッドの2020年産3歳馬成績を徹底分析
>>【一口馬主】ノルマンディーの2020年産の3歳馬成績を徹底分析