近年ウマ娘の影響もあってか人気が高まっている一口馬主ですが、現在20を超える一口馬主クラブが存在しており、募集口数、募集頭数、募集倍率など様々な特徴があります。
そのような状況の中で、いざ一口馬主に興味を持って始めようと思ってもどのクラブに出資すべきか分からないですよね。
一口馬主は一度クラブに入会すると出資馬がいる間は退会するのが心情的に難しく、出資金も数万円と安くない上に月会費と出資馬の維持費を加えると結構な出費を伴う趣味になります。
そのため、始める前に各クラブの特徴を理解して自身の一口馬主の楽しみ方に適したクラブへ入会したいですよね。
本記事では、これから一口馬主を始める方向けに口数や価格別に各クラブの特徴を整理し、目的別におすすめのクラブを紹介しますので、本記事を参考に自身の目的に合ったクラブを見付けて楽しい一口馬主ライフを始めてもらえれば幸いです。

私は6年前にノルマンディーで一口馬主を始め、現在はロードとインゼル含め3クラブに入会中です。
また、下記の記事で出資馬を検討する際に重要視する種牡馬についても整理したので合わせてご覧下さい。
目次[表示]
一口馬主クラブの情報一覧
下記におすすめ10クラブについて口数、会費、募集頭数と価格、成績といった各種情報の一覧を紹介します。

※価格(中央値)、勝ち上がり率は2017~2019年産の3年間の平均値を記載しています。
2020年産の成績も下記のリンクから確認出来ますので良ければご覧下さい。
>>【一口馬主】各クラブの2020年産の3歳馬成績を比較しました
ノーザン系一口馬主クラブの特徴について
ここからは上記で紹介したクラブの概要と特徴について記載していきます。
まずはサンデー、社台、キャロット、シルクのノーザン系クラブ4つについて紹介します。ノーザン系クラブの共通の特徴は下記2点になります。
- 募集馬のレベルが高く、重賞馬やG1馬がコンスタントに輩出されている
- 会員数が多く、特に入会直後は希望の馬に出資できる可能性がかなり低い
上記の特徴からメインクラブとしてはおすすめですが、頭数確保が難しいため多くの馬に出資したい場合は複数クラブの掛け持ちなどの工夫が必要そうです。それでは下記で4クラブを紹介していきます。
サンデーサラブレッドクラブ / 社台サラブレッドクラブ
勝ち上がり率のアベレージも高く、ダービー馬のシャフリヤールや牝馬2冠のスターズオンアースなどG1馬も多数存在するなど馬質は高いため、出資馬の活躍がかなり期待出来るクラブになります。今年の3冠牝馬リバティアイランドもサンデーの所属馬です。
一方で40口なのでハイリスクハイリターンな点がネックになります。仮に4000万募集の馬に出資する場合では1口で100万が必要となってしまうので、かなり高額の買い物になりますね。
そのため資金に余裕がある方以外は最初のクラブとしてはハードルが高いクラブと言えます。
キャロットクラブ / シルクホースクラブ
400~500口のクラブの中で実績2トップを誇るビッグクラブです。勝ち上がり率は安定して50%を超えており、サンデーや社台同様にエフフォーリアやイクイノックスなどG1馬を多く輩出しています。
予算的にも一口10万以内で重賞馬に出資することも十分に可能な点がおすすめです。2023年のクラシックではキャロット所属のタスティエーラがダービー、ドゥレッツァが菊花賞を制しています。
キャロットは母親優先、シルクは実績制の影響で出資可能な馬に制限があり希望の馬に出資がしにくい点がネックになります。
また、新規入会者の出資優先順位はかなり低く、入会初年度は希望の出資馬を選ぶことが非常に困難な状況になっています。
入会直後数年の我慢と出資時の票読みが気にならなければ、実績はトップクラスの申し分ないクラブです。
非ノーザン系の一口馬主クラブの特徴について
次に非ノーザン系のクラブについて紹介します。非ノーザン系はバリエーションに富んでおり、ここでは下記の特徴別に6クラブ紹介します。
- 成績が安定している400~500クラブ:ロードサラブレッド、東京サラブレッド
- 比較的安価な募集馬が多い:ノルマンディー、ウイン
- 募集口数が多く1口の金額が抑えられる:DMMバヌーシー、広尾サラブレッド
非ノーザン系クラブの特徴は下記になります。
- ノーザン系のクラブと比べると重賞馬などは少ないが、その分出資はしやすい
- 口数や金額のバリエーションが幅広く、目的に合ったクラブを見付けやすい
上記の特徴からメインクラブ、サブクラブ両方で楽しめるクラブと言えそうです。それでは下記で各クラブを紹介します。
ロードサラブレッドオーナーズ / 東京サラブレッドクラブ
社台系以外では比較的安定した成績を残している2クラブになります。
勝ち上がり率は上記の社台系クラブと比べても遜色ない数字に見えますが重賞馬や上位クラスで活躍する大物が少ないため、獲得賞金や複数勝利率では大きく劣る点がネックになります。
一方で新規枠があり、入会初年度から希望の馬に出資できる可能性が高い点は大きなメリットですね。月会費が若干安い点も地味に嬉しいポイントになります。
※2023年の募集では東京サラブレッドは新規枠が無くなりましたね・・・
ウインレーシングクラブ / ノルマンディーオーナーズクラブ
勝ち上がり率は若干上記のクラブからは劣るものの、募集価格が低い点が大きなメリットで5万円以内でも出資可能な馬が多数存在します。
月会費も低くノルマンディーに至っては驚きの月会費1100円とセカンドクラブでの利用にもおすすめです。
ウインマリリンやデアリングタクトなどのG1馬も輩出してはいますが、基本的には費用を抑えてコスパ重視で細く長くの楽しみ方が中心になるかと思います。
DMMバヌーシー / 広尾サラブレッド倶楽部
この2クラブは2000~4000口のため、予算1万円から出資が可能な点が大きな特徴と言えます。
その上パンサラッサやラヴズオンリーユーなどの大物も輩出しているため、少額で夢を見ることが出来るクラブですね。
一方で募集頭数は比較的少ないため、出資頭数を増やしたい場合は他クラブとの併用が必要になるかと思います。
一口馬主クラブ紹介のまとめとタイプ別おすすめクラブ
本記事では5つのグループに分けて10クラブを紹介しました。目的別に分けると以下になります。
- 資金に余裕があり、ハイレベルな馬に出資したい ⇒ サンデー・社台
- 価格を抑えつつ重賞勝ちが狙えるような馬に出資したい ⇒ キャロット・シルク
- 好きな馬に出資しつつ勝利も期待したい ⇒ ロード・東京サラブレッド
- リーズナブルな馬に出資したい ⇒ ノルマンディー・ウイン
- 少額で大舞台での活躍が期待出来る馬に出資したい ⇒ 広尾・DMMバヌーシー
ぜひ自分の出資方針や楽しみに合わせたクラブ選びを実施してみて下さい。
私が入会している3クラブについては下記の記事で経験談も交えて深堀りを行っているので合わせてご覧下さい。
>>>一口馬主クラブ紹介 | ロードホースクラブ編
>>>一口馬主クラブ紹介 | ノルマンディー編
>>>一口馬主クラブ紹介 | インゼル編
さらに本記事を含めた一口馬主のクラブ選びから配当や費用、募集馬の選び方まで一口馬主を始めるにあたり知っておくべき内容をまとめた記事を書きましたので、下記の記事を参考に一口馬主を始める準備を頂ければと思います。