一口馬主を始めるにあたって収支が気になる人も多いのではないかと思います。SNSやネットで調べてみても重賞馬や活躍馬が多い成功パターンの例が公開さていることが多く、判断が難しいですよね。
そこでこの記事では一口馬主4年目の筆者のリアルな年間収支を成績とともに公開します。一口馬主ライフの一つの参考ケースとして、出資をする際に活用して頂けると幸いです。
中々に厳しい収支となってしまいましたが、ぜひご覧下さい!
筆者の出資状況
収支の公開前にまずは、昨年の私の出資状況を整理しておきたいと思います。
- 出資クラブはロード、インゼル、ノルマンの3クラブ
- 現役馬は約20頭 (2歳馬10頭を含む)
- 出資価格帯は一口3~6万円のやや低価格帯が中心
- OP馬は存在せず、多くが未勝利または1勝クラス
次は出資馬の昨年の成績を記載します。
出資馬の成績
まずは2022年の1年間の出資馬成績を記載します。サマリーは以下の結果でした。
続いて成績分布は以下の結果となっています。
昨年は勝率がもう少しで1割だったのですが、残念ながら届かずの結果となりました。
馬券内や掲示板を確保してくれる機会まずまず多かったのですが、入着率が低く2桁着順の馬も多く見られ、浮き沈みの差が大きかったと思います。一口馬主としては入着出来ないと配当が雀の涙となるので、入着率は結構大きな収支の指標となります。
ただ、63走という出走数が示す通り、ほぼ毎週のように出資馬が走る姿を見ることが出来たので、趣味としては非常に満足した1年でした。
来年の目標で言えば勝率1割、掲示板率4割、入着率7割になります。
2022年の年間収支
さてお待ちかねの年間収支を公開します。結果のサマリはこちら!
さらに各クラブ別の収支は下記の通り。
はい。ご覧の通り大赤字ですね。ここまで大赤字になっているのは予想外でした。
インゼルは入会初年度で、IFF以外は出走が無く配当金がほとんどないのは想定なのですが、メインクラブのロードでも配当金が維持費を上回ることが出来ませんでした。
ノルマンディーは抹消金とかの影響もあり辛うじて維持費を上回る配当を得ることが出来たという感じですね。
馬代金含めてのプラス収支は非常に困難ですが維持費くらいは何とかカバーしたい!
まとめ
本記事では私の昨年度の年間収支を成績と合わせて公開しました。中々に厳しい現実だったのではないでしょうか。
個人的にも昨年は勝率が1割近くあって、まずまずの成績だっただけに維持費を配当が下回ってたのはショックでした。正直な所、重賞クラスの馬でないと馬代金を含めてプラスに持っていくことは難しいかと思います。私はまず維持費を上回ることが目標ですね (泣)
本記事を参考に一口馬主を始める際の収支の現実について理解頂けると幸いです。一口馬主は非常に楽しいですが、投資的な意味合いでみるとほぼプラスにはならない点はご留意ください。
また、下記では出資馬の損益分岐点について調査した結果を記載しているので、そちらも良ければご確認ください。