入会中の一口馬主クラブ紹介 | ロードホースクラブ編 - ミズの一口馬主Blog

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入会中の一口馬主クラブ紹介 | ロードホースクラブ編

種牡馬としても有名な名馬ロードカナロアを輩出したロードホースクラブ。どのようなクラブか興味を持っている方も多いのではないでしょうか。

この記事ではメインクラブとして利用している私が体験を交えつつロードホースクラブの特徴と強み・弱みを紹介します。この記事を読んでロードの出資仲間が増えると嬉しいです。

ロードホースクラブの基本情報

まずはロードホースクラブの基本情報について紹介します。

基本情報

  • 入会金:11,000円 (無料キャンペーンあり)
  • 月会費:2,750円維持費:1,400円/1頭
  • 募集口数:500口
  • 募集頭数:約30頭

特徴としては、クラブの代表馬であるロードカナロア産駒の割合が非常に高いです。例年3割程度の10頭前後がロードカナロア産駒となっているのでロードカナロア産駒に出資したい方にとっては大きなメリットになると思います。

注意点としてはロードホースクラブは地方馬主資格を持っていません。そのため、地方に移籍してしまうと出資馬から外れてしまいます。

ダート馬は地方に移籍してから活躍するケースも多いので、ダート馬に出資する際は考慮に入れておく必要があります。

ロードホースクラブの強み

私が入会していて感じるロードホースクラブの強みは下記の2点です。

  • 希望の馬に出資しやすく入厩間近まで様子見が可能
  • 大物こそ出ていないが勝ち上がり率、複数勝利率は優秀な成績

他にも会費が安い、価格が手頃な馬が多いという強みもありますが、上記の2点が大きな要素となります。

それでは、上記の強みについて以下でもう少し詳しく説明します。

希望の馬に出資しやすく様子見が可能

各クラブで抽選が激化し希望の馬に出資することが困難になってきた昨今の一口バブルの影響の中で、まだまだロードの抽選は緩く希望の馬に出資しやすい点は大きなアドバンテージと考えています。

近年は流石に半数近くが抽選対象となっていますが、抽選が激化している他クラブに比べると倍率はそこまで高くない印象です。また先行申し込みで抽選にならなかった馬は入厩直前まで出資可能な状態で様子見可能なことが多いです。

入厩直前になるとそれなりの強度で育成も進んでおり、育成状況を加味した上で出資に踏み切れるので納得度も高いと感じます。

売れ残っているから成績が芳しくないかという訳でもなく、OP馬になったロードデルレイやロードアヴニールはいずれも春先まで満口になっておらず出資可能だった馬です。

希望の馬に出資しやすく育成状況を見てから出資の判断が行える点が大きな強みであり、私がメインクラブに据えている理由になります。

大物は出ていないが勝ち上がり率、複数勝利率は優秀

詳細は下記で記載していますが、近年のロードは非常に成績が良くG1馬などの大物こそ出ていませんが勝ち上がり率や複数勝利馬率はノーザン系のクラブとも遜色ない成績を残しています。

2020年産/2021年産のロードの成績

上記は2年分の成績ですが募集金額が安いにも関わらず、各指標で高い成績を残しています。

大物が出ていない点がウィークポイントでしたが、2024年はG3勝利のアルジーヌを筆頭にロードデルレイとロードアヴニールもリステッド勝ちとOPクラスでの活躍馬も多く出てきており、勢いのあるクラブと言えます。

ロードホースクラブの弱み

上記では強みを紹介しましたが物足りない部分もあり、以下になります。

  • クラブサービスに乏しい
  • 有望馬が個人馬主に提供されがち

その他にも千葉の育成場の評判がイマイチだったり、目玉であるはずのロードカナロア産駒の成績が今一つな点も耳にしますが、上記の2点について以下で詳細を説明します。

クラブサービスに乏しい

ロードは必要最低限のクラブサービスしかない所が物足りない点かもしれません。

週次の近況更新、口取り式への参加、先行募集のポイント付与など基本的なサービスはありますが、出資馬の動画や画像の更新等は少なく、キャンペーンもあまりないです。

個人的には週次の近況更新が最低限あれば満足なので、あまり不満には思ってはいませんが更新が活発な他クラブと比較すると劣っている部分になるかと思います。

最新画像はチャンピオンズヒルズさんがマメに提供してくれるので、関西馬に出資すると出資馬の近況を見れる可能性は上がる印象です。

有望馬が個人馬主に提供されがち

ダノンスマッシュダノンプレミアムダノンスコーピオン。競馬好きの方は一度は耳にしたことがある馬名かと思いますが、いずれもロードの母体の牧場であるケイアイファーム生産馬です。

さらにその兄弟馬ではロードにも募集がかかっている馬がいるのですが、恐ろしい位に大活躍した名馬はしっかりとダノックスに流れています。

この点はセール馬で活躍馬を見出すロードの目利きの良さがクラブ会員にとって裏目に出ている例と言えます。

大物は個人馬主に提供されてしまう点が、近年芝での大物がクラブから出ておらず、ダートに重賞馬が集中している原因かと思います。

まとめ

ここまで、ロードサラブレッドクラブについてまとめましたが、結論は以下になります。

  • 育成状況をじっくり見極めながら、希望の馬に出資したい方には非常におススメのクラブ
  • クラブサービスを重視したい、大物に出資したい方にとっては物足りないクラブ

個人的にはメインクラブにするだけ相性の良いクラブであり、会員さんも楽しい方が多いのでお勧めできるクラブです。

  • この記事を書いた人

ミズ

・2019年に一口馬主を始めたアラサー会社員
・ノルマンディー、インゼル、ロードで出資
・出資馬の重賞制覇を目指して試行錯誤中
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