一口馬主を始めるにあたってクラブ選びや収支、募集馬選びなど検討する内容が多く、どのように判断すれば良いか迷ってしまいますよね。
本記事ではこれまでに個別に整理してきた上記の情報を一挙に紹介したいと思います。
この記事を最後まで読んで頂ければ一口馬主を始めるための情報を理解して楽しむことが出来る、そのような記事を書きましたのでご覧頂けると幸いです。
これから一口馬主を始める方もすでに始めている方も参考に読んでみて下さい!
一口馬主クラブの特徴と入会済クラブの感想
現在、一口馬主は合計23クラブ存在します。口数、価格、勝ち上がり率、クラブサービスなど様々な特徴があるので、自分の目的に合ったクラブを検討してみて下さい。主な目的別の分類は下記になります。
- 抽選が厳しくても強い馬に出資したい ⇒ サンデー・社台・キャロット・シルク
- 好きな馬に出資しつつ勝利も期待したい ⇒ ロード・東京サラブレッド
- リーズナブルな馬に出資したい ⇒ ノルマンディー・ウイン
- 少額で大舞台で活躍する馬に出資したい ⇒ 広尾・DMMバヌーシー
下記の記事で主要な10クラブについて概要を記載しているので良かったら参考にして下さい。
一口馬主の費用と配当
入会するクラブが決まったら、次は一口馬主で必要な費用と出資馬の活躍によって受け取れる配当を確認しましょう。
募集価格や獲得賞金といった目に付きやすい金額以外にも維持費や月会費のランニングコストや配当控除が存在するので、正確な収支を把握するためにも費用と配当の内訳は整理しておくことをおすすめします。主に覚えておいた方が良いポイントは以下になります。
- 費用は募集価格だけでなく、月々クラブ会費と維持費が必要
- 配当には諸々の控除が存在するため、手元に入る金額は獲得賞金の約70%
下記の記事で必要な費用の具体的な金額や各クラスの順位別の獲得賞金について記載をしているので合わせてご覧下さい。
>>一口馬主の配当について各クラスの賞金や実際の配当を紹介
>>一口馬主の費用について月会費や維持費を含むトータルコストを紹介
一口馬主における損益分岐点 (実際の収支付き)
一口馬主の費用と配当について整理をした所で、実際に出資馬の収支がプラスになるにはどの程度の活躍が必要になるのかを、募集価格帯別に整理をしています。目安は下記になりますが、維持費や配当控除の関係でプラスになることはかなりハードルが高いです。
- プラスに必要な賞金は ( 募集価格 + 維持費 × 月数 ) ÷ 0.7 で求めることが出来る
- 1000万の馬でも6000万弱の賞金獲得が必要なため、2勝クラスまでの出世は必要
- 4000万の馬では1億程度の賞金が必要になるため、OPクラス程度の活躍が必要
詳細は下記の記事をご覧下さい。
さらに私の2022年度の出資馬の成績と収支を下記の記事で公開します。大赤字なので恥ずかしいのですが、収支の具体的なイメージを持ってもらう参考になれば嬉しいです。
募集馬を選ぶ際の観点と評価方法
最後に出資馬を選ぶポイントですが、下記に示す通り要素は様々なので、自分が重視する要素を整理して検討することをおすすめします。
- 価格、種牡馬、厩舎、血統、兄弟成績、馬体重、馬体、歩様など様々な要素がある
- 一口馬主の楽しみは愛馬の出走なので、中々出走出来ない厩舎やデビューが遅くなりそうな馬は注意が必要
下記の記事で、これまでの自身の出資経験を踏まえた出資方針と注意点について整理したので良かったらご覧下さい。
合わせて募集馬を選ぶ際の重要な要素となる種牡馬についても下記の記事で整理しました。
>>サイアーランキングと種付料から考えるコスパの良いおすすめ種牡馬
まとめ
本記事では一口馬主を始める際の最初のステップになるクラブ選びから費用関連、そしてメインの募集馬選びまでまとめて紹介しました。中々にお金がかかる趣味にはなりますが、出資馬の成長する様子や現地で出資馬が勝つ瞬間を見ることは非常に楽しいので、ぜひ始めてみて下さい。
一口馬主を一緒に楽しみましょう!