先週末にカタログが発送され11月中旬から先行申し込み予定のロードサラブレッド。今年も例年通りロードカナロア産駒を始め、良血揃いのラインナップで募集馬検討が楽しみです。そのロードサラブレッドの募集馬について募集馬評価記事を書いていきたいと思います。
募集馬は計34頭とかなりのボリュームなので、4~5頭ずつの8回に分けて募集馬評価を行いたいと思います。
頑張って記事を書いていきますので、読んで頂けると嬉しいですが、筆者は平凡な一口馬主なので参考にするかは自己責任でお願いします。
募集馬の評価ポイントと判断基準はリンク先の評価項目と判断基準を紹介にて公開していますのでそちらも読んで頂けると幸いです。上記の記事にも記載の通り、馬体や動画の評価は一切含んでいないのでその点はご留意下さい。
それでは早速ですが、募集馬番号1~4の馬について評価を行っていきたいと思います。
募集馬概要・評価一覧
まずは本記事で評価を行う4頭の募集馬の概要と評価一覧を記載します。
募集馬概要
本記事で評価を行う4頭の募集馬の概要になります。
※募集馬情報はロードサラブレッドのHPより引用
4頭ともロードカナロア産駒ながら価格面では大きな開きが出ていますね。価格差に合わせた能力の違いがあるかはこの後の評価で分析していきたいと思います。
募集馬評価一覧
募集馬の評価一覧は下記のようになりました。
4頭とも母馬の成績や兄弟馬の成績が今一つで血統面での差異が評価に反映されています。ナチュラルスタイルは価格がかなり安いにもかかわらず、高評価になったので注目したいと思います。下記で各馬についてコメントしていきます。
イトワズマジック22
父ロードカナロアは近年若干勢いに陰りが出てきているものの、勝ち上がり率、重賞馬率ともに高い名種牡馬です。
配合的にもキンカメ系×Danzig系は好相性で勝ち上がり率50%超えとかなり良さそうです。
母は未出走ながら全兄は勝ち上がりが見えているため、ポテンシャルはありそうです。
まだまだ未知数な所もあるので、価格面を考えると出資に二の足を踏んでしまいますね。
ナチュラルスタイル22
父ロードカナロアは近年若干勢いに陰りが出てきているものの、勝ち上がり率、重賞馬率ともに高い名種牡馬です。
配合的にもカナロア×ディープは勝ち上がり率50%弱と好相性です。
母は未勝利ながら初仔がすでに勝ち上がっているのでポテンシャルは高そうです。
馬体重が非常に軽い点は気がかりですが、カナロア産駒の牡馬でこの安さはかなりコスパは良さそうなので育成状況を見守りたいです。
パステラリア22
父ロードカナロアは近年若干勢いに陰りが出てきているものの、勝ち上がり率、重賞馬率ともに高い名種牡馬です。
キンカメ系×Unbridled系は大物はいないが勝ち上がり率はまずまずの組み合わせですね。
母は現役時代1勝で全姉が勝ち上がっている点はプラスかと思います。
勝ち上がりは出来そうですが、上位クラスでの活躍までは期待が難しいように感じます。
プレミアムギフト22
父ロードカナロアは近年若干勢いに陰りが出てきているものの、勝ち上がり率、重賞馬率ともに高い名種牡馬です。
配合的にはキンカメ系×ステゴ系の相性はイマイチです。
母は現役時代1勝で全兄が勝ち上がれていないので、ポテンシャルに不安が残ります。
勝ち上がりが精一杯のように感じるので価格に見合った活躍は厳しそうです。
まとめ
本記事ではロードサラブレッドの2023年度募集馬の4頭を評価しました。
4頭ともロードカナロア産駒ながら一口4万から13万までかなりのばらつきがありました。
最安のナチュラルスタイルに関してはカナロア産駒の牡馬にしては破格の安さなので出資を検討したくなりますね。
次回もカナロア産駒の評価になりますので、良ければ見てもらえると嬉しいです。