ロードの募集馬評価第二弾です。今回は下記の5頭について評価を行います。
- 募集番号6:シャンプルミー’24
- 募集番号7:オリーズキャンディ’24
- 募集番号8:フェリス’24
- 募集番号9:ポプラ’24
- 募集番号10:プレミアムギフト’24
前回の記事と同様に内容をどのように参考にするかは自己責任でお願いします。
募集馬の評価ポイントと判断基準はリンク先の評価項目と判断基準を紹介にて公開していますのでそちらも読んで頂けると幸いです。馬体や動画の評価は一切含んでいないのでその点はご留意下さい。
募集馬概要・評価一覧
まずは本記事で評価を行う5頭の募集馬の概要と評価一覧を記載します。
募集馬概要
5頭の募集馬の概要は下記になります。

※募集馬情報はロードのHPより引用
10万以下の価格帯ですが、牝馬が多いことを考えると安くはない価格ですね。
募集馬評価一覧
募集馬の評価一覧は下記のようになりました。

上記の5頭は兄弟馬の成績が良い馬が多いのが特徴ですね。
価格は安くないですが、安定した活躍が見込めそうな馬が多いと思います。
シャンプルミー’24
- ロードカナロアは種付け料は下降気味も勝ち上がり率、重賞馬率ともに平均を大きく上回る優秀な種牡馬
- ロードカナロア×ディープは勝ち上がり率50%弱と好相性
- 母は現役時代未勝利で初仔なので未知数
リーズナブルな価格帯のカナロア産駒となり、母父ディープとの相性は良いですが、初仔なので未知数な点が多いです。
育成が順調に進むようであれば検討するかもしれませんが、現時点ではスルーですね。
オリーズキャンディ’24
- ロードカナロアは種付け料は下降気味も勝ち上がり率、重賞馬率ともに平均を大きく上回る優秀な種牡馬
- 母は現役時代海外のG1勝ち
- 兄のダノンフィーゴは3歳にして3勝を挙げる有望株
海外G1勝ちの母を持つ良血馬ですね。価格は牝馬でも10万近くと高額ですが、初仔のダノンフィーゴが早くも3勝を挙げていてポテンシャルの高さは折り紙付きです。
気になるのはロードカナロア産駒となり適性がどうなるかという所ですね。牝馬で馬体重は平均程度なのでダート寄りに出ると厳しそうです。
フェリス’24
- ロードカナロアは種付け料は下降気味も勝ち上がり率、重賞馬率ともに平均を大きく上回る優秀な種牡馬
- 母父ジャングルポケットは今一つでロードカナロアとの相性も微妙
- 兄弟馬は半数が3勝以上とポテンシャル高い
ロードおなじみのフェリスの仔になります。とにかく兄弟馬の成績が優秀で重賞勝ちのロードマイウェイを筆頭に好成績の産駒が多数います。
前年より価格が1000万下がっており、お買い得に見えますが、逆に出来が良くないのではと勘繰りたくなる価格差です。
ポプラ’24
- ロードカナロアは種付け料は下降気味も勝ち上がり率、重賞馬率ともに平均を大きく上回る優秀な種牡馬
- 母父フランケルは優秀でサンプルが少ないもののキンカメ系との相性も良い
- 兄弟馬はすべて異なる父で勝ち上がっておりポテンシャル高い
堅実に活躍馬を輩出しているポプラの仔になります。
母父フランケルの血統も強みで兄弟馬がすべて異なる条件で勝ち上がっている点も魅力ですね。
兄弟馬の活躍により価格が上昇している点と個人的に四位厩舎との相性が良くないので、今年は見送りの予定です。
プレミアムギフト’24
- ロードカナロアは種付け料は下降気味も勝ち上がり率、重賞馬率ともに平均を大きく上回る優秀な種牡馬
- 母父オルフェーヴルの成績は平均的だが、ロードカナロアとの相性は微妙
ダノンプレミアムの妹である母ですが、現時点での産駒の成績は苦戦気味の状況です。
価格も他のカナロア産駒と大きな差はないため、カナロア産駒に出資するのであれば兄弟馬の成績が良い馬に食指が動きます。
まとめ
本記事ではロードの2025年度募集馬のNo.6~No.10の5頭を評価しました。
価格は高めですが、兄弟馬の成績が良いオリーズキャンディ、フェリス、ポプラの3頭が気になりますね。
ただ、この2年カナロア牝馬への出資が続いているので、そろそろ控えるか悩ましい所です。

