高額募集馬は活躍するのか?獲得賞金と戦績を調査(サンデー、社台編) - ミズの一口馬主Blog

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高額募集馬は活躍するのか?獲得賞金と戦績を調査(サンデー、社台編)

本記事はロードとノルマンディーでの調査に続いて高額馬の活躍状況調査の第二弾になります。前回の記事は下記になりますので、良ければ合わせてどうぞ。

>>>高額募集馬は活躍するのか?獲得賞金と戦績を調査(ロード、ノルマンディー編)

第二弾の今回はちょうど募集馬のリストが発表されたサンデーと社台になります。40口クラブの高額募集馬は車が買えるくらいの価格になるので、活躍状況はかなり気になるのではないでしょうか。私にとっては未知の世界ですが、調査してみましたのでご覧下さい。

※本記事での獲得賞金および戦績は中央競馬のみを集計しています。(賞金は本賞金のみ)

サンデー (2017年産)

2017年産の獲得賞金トップ3と募集金額トップ3の成績は以下になりました。

獲得賞金トップ3
募集価格トップ3

2017年産の高額募集馬は無念の早逝となったブルトガングを除いては複数勝利を挙げており、比較的活躍した世代と言えます。それでも価格が超高額のため、募集価格を上回る獲得賞金とならないのが厳しい現実ですね。

サンデー (2018年産)

続いて2018年産の結果は以下になりました。

獲得賞金トップ3
募集価格トップ3

2018年産はサンデーの当たり年と言えそうです。上記のトップ3以外にもジェラルディーナやグレナディアガーズがいる驚異的な層の厚さ。高額募集馬も2頭がG1馬と価格に見合った活躍をしています。

サンデー (2019年産)

2019年産の結果は以下になります。

獲得賞金トップ3
募集価格トップ3

2019年産は比較的安めの価格帯の活躍が目立ちます。高額募集馬ではコマンドラインがG3を勝つも全体的に厳しい結果となっている現状です。

社台(2017年産)

続いて社台です。2017年産の結果は以下になりました。

獲得賞金トップ3
募集価格トップ3

2017年産は比較的高価格帯が獲得賞金のトップ3にランクインしています。高額募集馬もファルコニアがランクインしており、まずまずの成績と言えるでしょう。

社台 (2018年産)

続いて2018年産の結果は以下になります。

獲得賞金トップ3
募集価格トップ3

2018年産はブログノーシスが先日G2を勝利するなど本格化してきた模様で今後の活躍が期待される一方、1億越えの2頭はいずれも未勝利と低調な成績に終わっています。

社台(2019年産)

最後に2019年産の結果は以下になりました。

獲得賞金トップ3
募集価格トップ3

2019年産はスターズオンアースとボルドクフーシュの活躍により、サンデーを上回る成績に見えますが、いずれも2000万台のリーズナブルな価格帯ですね。高額募集馬は4頭すべてが勝ち上がっているものの、価格を考えると物足りない成績と言えます。

まとめ

本記事ではサンデーと社台の過去3年間の獲得賞金を調査して高額募集馬の結果を確認しました。高額募集馬への結論としては下記になります。

  • サンデー、社台ともに高額募集馬に活躍している馬がいるもののアベレージはそこまで高くない
  • 両クラブとも2000~4000万の平均の価格帯からも活躍馬は出ている

非ノーザン系のクラブが中心の私にとっては、獲得賞金も一口価格も桁違いの結果でした。次回はキャロットとシルクの2トップを調査したいと思います。

  • この記事を書いた人

ミズ

・2019年に一口馬主を始めたアラサー会社員
・ノルマンディー、インゼル、ロードで出資
・出資馬の重賞制覇を目指して試行錯誤中
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