明日は年末の風物詩の有馬記念ですね。今年は混戦模様で予想が難しいですが、競馬の締めくくりとしてしっかり的中させたいと思います。
それでは以下で有馬記念の傾向と馬券予想、買い目を記載していきたいと思います。
有馬記念の傾向
まずは有馬記念の傾向について改めて整理します。「人気別成績」「年齢別成績」「枠順別成績」の3点で整理したいと思います。
人気別成績
まず人気別の成績ですが上位人気の信頼性が高いレースとなっています。
特に1番人気は過去10年で6勝を挙げており、馬券外に飛んだのはわずか2回だけとなっています。
2番人気、3番人気は複勝率50%、4番人気も複勝率40%とまずまずの成績となっており、5番人気以降は振るわない結果で10番人気以下で馬券内に絡んだのはわずか1頭のみとなっています。
よって基本的には有馬記念は堅い決着で起きても小波乱程度になると思われます。
年齢別成績
次に年齢別の成績ですが3歳馬が優勢で高齢馬は苦戦するレースとなっています。
過去10年で勝ち馬は3~5歳からしか出ておらず、3歳馬と5歳馬が4勝、4歳馬が2勝という内訳になっています。
その中でも3歳馬は勝率、複勝率ともにトップで安定感も高い結果となっています。
一方で6歳馬以上は過去10年で馬券内に絡んだのは3着が1回だけとかなり厳しい結果となっています。
枠順別成績
最後に枠順別の成績ですが周知のとおり外枠が不利ですが、内枠過ぎても良くは無く中枠の成績が良い結果となっています。
過去10年で8枠は3着が1回だけと壊滅的な結果となっています。しかし7枠は勝ち星こそないものの複勝率は20%と他の枠と比べても悪い成績ではありません。
一方で1枠も勝率、複勝率ともに高くはなく内枠であれば良いと言う訳ではないですね。
3~5枠の中枠が複数回勝ち馬が出ており好成績となっています。
馬券予想と買い目
私の有馬記念の印は以下になります。
本命:⑩ ジャスティンパレス
対抗:⑬ タスティエーラ
単穴:④ タイトルホルダー
単穴:⑮ スルーセブンシーズ
連下:① ソールオリエンス
連下:⑥ ディープボンド
連下:⑭ プラダリア
本命:ジャスティンパレス
今年はG1の3戦で全て馬券内と安定感抜群でコース適性の関連がありそうな宝塚記念でも好走しており、春天や菊花賞でも好走しているのでスタミナ面も問題ないと判断します。
枠順も5枠と絶好枠ですし、横山武史騎手の継続騎乗もプラスなので勝ち切るまではどうかも馬券内は堅いと思います。
対抗:タスティエーラ
好走率の高い3歳馬の大将格のダービー馬で皐月賞のレース振りを見ても操作性は高く、有馬記念の行われる中山2500mは合いそうです。
ローテーション的にも秋2戦目で余力のある形でレースを迎える点もプラスです。
枠順は7枠で外寄りな点とムーア騎手が今年の日本での成績が今一つでテン乗りの部分を割引いて対抗にしました。
単穴:タイトルホルダー、スルーセブンシーズ
タイトルホルダーは過去2年の有馬記念での成績が今一つな点は気がかりですが、同条件の日経賞では勝っているのでコース適性は問題なさそうです。
今回は内枠を引きましたし展開次第では一発があると思い、単穴評価としています。
スルーセブンシーズは枠順が出る前は本命の予定でした。宝塚記念のレースが素晴らしく凱旋門賞でも好走している点からスタミナ面も問題なしだと判断します。
池添騎手に戻る点も問題は無いのですが、8枠の成績の悪さは無視できず単穴の評価としました。
消し:ドウデュース、スターズオンアース
人気上位で消した馬はドウデュースとスターズオンアースです。
ドウデュースは京都記念での好走があるので判断に迷うのですが、基本的には大箱コースへの適性が高く小回り適性は高くはないと予想します。
また、徐々に距離適性も短くなっており、中山2500mは厳しいと判断して人気もしていることから消しの判断をしました。
スターズオンアースもドウデュースと同じく大箱向きの馬で距離も2000m前後がベストだと思うので評価は下げました。
さらにダメ押しで大外枠を引いてしまったのでルメール騎手と言えども厳しいと判断して消しの評価としています。
馬券の買い目
最後に買い目ですが下記の3連複フォーメーションで買いたいと思います。
⑩-④⑬⑮-①④⑥⑬⑭⑮ 計12点
上記を基本線に印上位の4頭の組み合わせとジャスティンパレスとタスティエーラの2頭軸は厚めに買いたいと思います。
皆さんも年末の大イベントを楽しみましょう。