本記事は高額馬の活躍状況調査の第四弾になります。過去の記事は下記になりますので、良ければ合わせてどうぞ。
>>>高額募集馬は活躍するのか?獲得賞金と戦績を調査(ロード、ノルマンディー編)
>>>高額募集馬は活躍するのか?獲得賞金と戦績を調査(サンデー、社台編)
>>>高額募集馬は活躍するのか?獲得賞金と戦績を調査(キャロット、シルク編)
今回は中口クラブの中堅どころであるウインと東京サラブレッドになります。コンスタントに活躍馬が出ているように感じる両クラブですが、高額募集馬の結果はいかがでしょうか。調査してみましたのでご覧下さい。
※本記事での獲得賞金および戦績は中央競馬のみを集計しています。(賞金は本賞金のみ)
ウイン (2017年産)
2017年産の獲得賞金トップ3と募集金額トップ3の成績は以下になりました。
2017年産は全体としてはウインマリリンを始め重賞でも活躍する馬が多数いますが、高額募集馬はいずれも低調な成績に終わりました。それにしても3位で3000万とはリーズナブルですね。
ウイン (2018年産)
続いて2018年産の結果は以下になりました。
2018年産は高額募集馬が安定した活躍を見せています。3頭とも複数勝利を挙げており、獲得賞金のトップこそウインシャーロットに譲ったものの2位、3位にランクインしており価格に見合った活躍をしたと言えます。
ウイン (2019年産)
2019年産の結果は以下になります。
2019年産は1000万台の3頭が現時点で獲得賞金トップ3を独占の状態ですね。高額募集馬はウインエクレールがOP勝ちと気を吐いたものの全体的に価格からすると物足りない成績に見えます。
東京サラブレッド(2017年産)
続いて東京サラブレッドです。2017年産の結果は以下になりました。
2017年産は全体的に低調な成績になっており、高額募集馬もレッドベルジュールを除くと全て未勝利と厳しい結果になっていますね。
東京サラブレッド(2018年産)
続いて2018年産の結果は以下になります。
2018年産は高額募集馬2頭がいずれもG2勝ちを達成。獲得賞金のワンツーを獲得するなど価格に見合った活躍をした世代になっております。
東京サラブレッド(2019年産)
最後に2019年産の結果は以下になりました。
2019年産も引き続き高額募集馬が大活躍。重賞勝ちを達成したレッドモンレーヴを始め4頭ともが3勝以上と能力を発揮しています。この調子で活躍すれば全頭募集価格を上回る賞金の獲得が達成出来そうな勢いです。
まとめ
本記事ではウインと東京サラブレッドの過去3年間の獲得賞金を調査して高額募集馬の結果を確認しました。高額募集馬への結論としては下記になります。
- 東京サラブレッドは高額募集馬の活躍が目立ち、信頼性は高い
- ウインは比較的リーズナブルな価格帯から活躍馬が出ており、高額募集馬の成績は微妙
今回のウインと東京サラブレッドの調査で第4弾となりますがが、入会していないクラブであっても調査すると意外な発見があり新鮮でした。このシリーズは本記事で終了にしたいと思います。ご覧頂きありがとうございました。
思いのほかアクセスがあり記載のモチベーションになりました!