高額募集馬は活躍するのか?獲得賞金と戦績を調査(キャロット、シルク編) - ミズの一口馬主Blog

一口馬主データ 出資馬情報

高額募集馬は活躍するのか?獲得賞金と戦績を調査(キャロット、シルク編)

本記事は高額馬の活躍状況調査の第三弾になります。過去の記事は下記になりますので、良ければ合わせてどうぞ。

>>>高額募集馬は活躍するのか?獲得賞金と戦績を調査(ロード、ノルマンディー編)
>>>高額募集馬は活躍するのか?獲得賞金と戦績を調査(サンデー、社台編)

第三弾の今回は中口クラブの両雄キャロットとシルクになります。毎年のようにG1を勝つ馬が出ている2クラブですが、高額馬の活躍状況はいかがでしょうか?調査してみましたのでご覧下さい。

※本記事での獲得賞金および戦績は中央競馬のみを集計しています。(賞金は本賞金のみ)

キャロット (2017年産)

2017年産の獲得賞金トップ3と募集金額トップ3の成績は以下になりました。

獲得賞金トップ3
募集価格トップ3

2017年産の高額募集馬は3頭とも勝ち上がったものの獲得賞金は5000万を下回っており、募集価格を回収出来るほどの活躍とは至りませんでした。獲得賞金トップのヴェラアズールは1600万募集とは夢がありますね。

キャロット (2018年産)

続いて2018年産の結果は以下になりました。

獲得賞金トップ3
募集価格トップ3

ルペルカーリアの京都新聞杯2着があるものの2018年産も高額募集馬は全体的に低調な結果となっています。獲得賞金トップはエフフォーリアで募集価格は2800万と2年連続でリーズナブルな価格帯から大活躍の馬が現れています。

キャロット (2019年産)

2019年産の結果は以下になります。

獲得賞金トップ3
募集価格トップ3

2019年産はキラーアビリティが獲得賞金2位にランクインしたものの2頭が未勝利の結果になりました。そして獲得賞金トップはまたもやリーズナブルな価格のナミュールとなりました。

シルク(2017年産)

続いてシルクです。2017年産の結果は以下になりました。

獲得賞金トップ3
募集価格トップ3

2017年産は比較的高価格帯が活躍している傾向です。高額募集馬も全て3勝と募集金額の回収まではいかないまでも、まずまずの活躍をしていると言えるでしょう。

シルク (2018年産)

続いて2018年産の結果は以下になります。

獲得賞金トップ3
募集価格トップ3

2018年産はリーズナブルな馬の活躍が目立ちますね。高額募集馬は勝ち上がっているものの、低調な成績に終わっています。

シルク(2019年産)

最後に2019年産の結果は以下になりました。

獲得賞金トップ3
募集価格トップ3

2019年産はイクイノックスの無双ぶりが目立つ一方で、高額募集馬の成績は1勝が最高と壊滅的な状態でした。2頭が1走のみと稼働出来ていない点が大きな痛手となっています。

まとめ

本記事ではキャロットとシルクの過去3年間の獲得賞金を調査して高額募集馬の結果を確認しました。高額募集馬への結論としては下記になります。

  • キャロット、シルクともに高額募集馬は苦戦傾向
  • 両クラブとも2000~4000万から獲得賞金のトップは出ている

今回はキャロットとシルクを調査してみましたが、活躍馬はリーズナブルな価格帯から現れている点が少し意外でした。次回は東京サラブレッドとウインを調査してこのシリーズをおしまいにしようと思います。

  • この記事を書いた人

ミズ

・2019年に一口馬主を始めたアラサー会社員
・ノルマンディー、インゼル、ロードで出資
・出資馬の重賞制覇を目指して試行錯誤中
出資馬一覧

-一口馬主データ, 出資馬情報
-, ,