ロードの募集馬評価第四弾です。今回は下記の5頭について評価を行います。
- 募集番号16:スピニングワイルドキャット’24
- 募集番号17:イトワズマジック’24
- 募集番号18:ファイナライズ’24
- 募集番号19:ヴィオリーナ’24
- 募集番号20:アイポステリー’24
前回の記事と同様に内容をどのように参考にするかは自己責任でお願いします。
募集馬の評価ポイントと判断基準はリンク先の評価項目と判断基準を紹介にて公開していますのでそちらも読んで頂けると幸いです。馬体や動画の評価は一切含んでいないのでその点はご留意下さい。
募集馬概要・評価一覧
まずは本記事で評価を行う5頭の募集馬の概要と評価一覧を記載します。
募集馬概要
5頭の募集馬の概要は下記になります。

※募集馬情報はロードのHPより引用
コントレイル産駒の2頭が牝馬ながら高額となっており、3頭の牡馬は中価格帯となっております。
募集馬評価一覧
募集馬の評価一覧は下記のようになりました。

コントレイル産駒2頭は全体的に高評価となっており、ヴィオリーナもまとまっている印象を受けます。
スピニングワイルドキャット’24
- コントレイルは新種牡馬ながら1000万を超える種付料と期待がとても大きい種牡馬
- 母父Hard Spanが優秀で頭数は少ないがディープ系との相性も悪くはない
- ダノンスマッシュを半兄に持ち、兄弟馬も複数勝利馬が多数存在
コントレイル産駒の本馬ですがダノンスマッシュを始め産駒のほとんどが勝ち上がっており、複数勝利している馬も多いのでポテンシャルの高さを感じます。
ただ昨年より価格が上昇して5500万の募集は高く感じますね。ダノンスマッシュ以降大物が出ていない状態で募集価格の回収までは難しそうな印象です。
イトワズマジック’24
- コントレイルは新種牡馬ながら1000万を超える種付料と期待がとても大きい種牡馬
- 母父War Frontは勝ち上がり率が良く、ディープ系との相性も良い
- 半兄にOP馬ロードフォアエースがいて牝系には活躍馬多数
こちらもコントレイル産駒ですが、昨年からは募集価格据え置きでお得に感じます。
兄弟馬で活躍しているのはロードフォアエースのみですが、牝系がとにかく豪華で人気は必至ですがポテンシャルに期待して出資したくなる1頭です。
ファイナライズ’24
- スワーヴリチャードは種付料が高騰し、勝ち上がり率、重賞馬率ともに平均を上回る優秀な種牡馬
- 母父ロードカナロアの成績が今一つもハーツクライ系との相性はまずまず
- 母は現役時代未勝利で産駒も現時点では目立った活躍なし
種牡馬デビュー早々ブレイクして価格が急騰したスワーヴリチャード産駒です。
種牡馬効果なのかは分かりませんが、兄弟馬で活躍馬が出ていない状況ながら強気の価格設定で手が出しづらいです。
ヴィオリーナ’24
- ドレフォンは重賞馬率は平均程度ながら勝ち上がり率は高いアベレージ型種牡馬
- ドレフォン×ディープは可もなく不可もなく
- 初仔ながら母は現役時代3勝クラスを勝っておりポテンシャルに期待
ヴィオリーナの初仔ですね。現役時代に3勝クラスを勝っているなどポテンシャルの高さは感じますが、ドレフォン産駒でこの募集価格は割高に感じますね。
勝ち上がりはしてくれそうですが、価格がネックで手が出しづらいです。
アイポステリー’24
- エフフォーリアは新種牡馬ながら種付料は400万と期待がそれなりに高い種牡馬
- 母父ロードカナロアの成績が今一つもエピファネイア×キンカメの大分類で見れば相性は良さそう
- 母は未出走ながらダノンスマッシュの全妹でポテンシャルに期待
個人的に気になっているエフフォーリア産駒です。未知な点は多いもののダノンスマッシュの近親にあたる点は魅力です。
価格も手頃で遅生まれなので可能であれば年明けまで様子見して出資を検討したい1頭です。
まとめ
本記事ではロードの2025年度募集馬のNo.16~No.20の5頭を評価しました。
コントレイル産駒の2頭とアイポステリーが気になっています。
募集馬評価もようやく半分終わったのでこのまま残りの募集馬についても書いていきたいと思います。

