ノルマンディーの2次募集馬評価第四弾です。今回は2次募集馬の募集馬評価のラストになります。
これまでの記事と同様に内容をどのように参考にするかは自己責任でお願いします。
募集馬の評価ポイントと判断基準はリンク先の評価項目と判断基準を紹介にて公開していますのでそちらも読んで頂けると幸いです。上記の記事にも記載の通り、馬体や動画の評価は一切含んでいないのでその点はご留意下さい。
それでは募集馬番号47~50の4頭の馬について評価を行っていきたいと思います。
募集馬概要・評価一覧
まずは本記事で評価を行う4頭の募集馬の概要と評価一覧を記載します。
募集馬概要
本記事で評価を行う4頭の募集馬の概要になります。

※募集馬情報はノルマンディーのHPより引用
今回は2次募集版の最高価格と最安価格が同時にラインナップされています。
募集馬評価一覧
募集馬の評価一覧は下記のようになりました。

価格なりの評価となっていますね。タニノジュレップは全体的に水準レベルの評価でキタサンブラック産駒なので期待が出来そうです。
それでは下記で各馬についてコメントしていきます。
スピリテッドエアー22
父ノヴェリストは勝ち上がり率が20%台と平均を下回っているので少し不安が残ります。
ノヴェリスト×ダンチヒ系のサンプルが少なく勝ち上がり率も低いのですが母父の勝ち上がり率は40%台と優秀です。
産駒は2頭が勝ち上がっていますが、いずれも地方交流と少し物足りないです。
馬体重も物足りないので勝ち上がれるかも微妙ですが、非常に安価で評価も極端に悪くは無いので、様子見が良さそうです。
タニノジュレップ22
父キタサンブラック産駒は現在最も勢いのある種牡馬ですね。
母父の勝ち上がり率は40%台と優秀でブラックタイド系×フォーティナイナー系もまずまずの相性です。
母は現役時代3勝を挙げており、産駒もアベレージは高くないものの交流重賞勝ちのローズジュレップや3勝を挙げたグルアープがいます。
近年の成績が振るわない点が気になりますが、ポテンシャルは高いので人気になりそうですね。
ハッピーセーラー22
父ゴールドシップは平均を若干上回る勝ち上がり率ながら種付料は手頃でコスパの良さそうな種牡馬です。
ステイゴールド系×サンデーサイレンス系は相性今一つですね。
母は現役時代1勝を挙げており、産駒は中央勝ちは無いものの2頭とも地方で3勝を挙げているのでまずまずと言えそうです。
全体的に特別悪いわけではないですが、強調材料もなく馬体重も軽いので先行で出資するのはリスクがありそうです。
レアドロップ22
上述のハッピーセーラーと似たような血統構成となっていますね。母父キンシャサノキセキの勝ち上がり率が20%程度と低い点が懸念です。
母は現役時代3勝を挙げているものの産駒がまだ勝ち上がっていない点は気になります。
こちらもハッピーセーラーと同じく馬体重が軽いので先行で出資するのはリスクがありそうです。
まとめ
本記事ではノルマンディーの2023年度2次募集馬の4頭を評価しました。
今回はやはりキタサンブラック産駒のタニノジュレップが良さそうには感じますね。
2次募集馬の評価は以上で終了になりますが、出資検討の参考になれば幸いです。